今回は、チーム「ゆ~じ」が浜松義肢製作所にお邪魔し、取材をさせていただきました!

浜松義肢製作所では、義手や義足などを作っています。
1つ1つ丁寧に、熟練された技術で作っていきます。

人に寄り添ったものづくりとサービスを提供することを大切にし、多くの義肢を製作しています。

義肢の製作は、機械が作るのではなく、人の手でその人に合わせた義肢にしていきます。足や腰のモデルを取り、それに沿って製作していくのだそうです。

「1人1人に合わせ、熟練した技術で心を込めて」と丁寧に製作していました。

義肢を作るだけでなく、患者さんの話を聞いて寄り添うことも仕事です。

特に足や手を失った患者さんはひどくショックを受け、マイナスなことを口にしてしまうこともあるそうです。
そこで、コミュニケーションを通じて患者さんの気持ちを聞き、少しでも患者さんが楽になるようにします。
いかに患者さんの気持ちをくみ取れるかが大変だそうです。
義肢を作るだけでなく、患者さん自身への全力のサポートを心がけているとおっしゃっていました。

義肢は、足や腕だけでなく、指一本からでも受け付けている他、コルセットなども製作しています。そのため、様々な患者さんに対応できるようになっています。

義肢の種類は足だけで18種類、手は34種類もあるそうです。

年間約3000件もの依頼があり、そのたびに義肢を製作し、患者さんに提供しているそうです。
また、製作した義肢が破損したり、問題があった場合、家や病院に訪問し修理や交換をすることがあるそうです。
そのとき、機械でなく手で修理をすることもあるそうです。

私たちが考えた質問にも丁寧に答えてくださいました!

装具の体験もさせていただきました!
骨折の際につける装具をつけてみると、意外と安定していて、想像していたより扱いやすさがあり、とても使いやすかったです。

今回の取材を終えて、普段私たちが触れることのない義肢を見て、体験して、私たちが義肢を使う人たちにどう配慮できるか、どんなことを知っておくべきか考えることができました。

貴重な体験ができたので、忘れないようにしたいと思います。

(有)浜松義肢製作所

■住所:〒433-8105 静岡県浜松市北区三方原町1939‐2

■TEL:053-438-1871