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津波の脅威から逃れる!静岡県民の海沿い津波避難マニュアル

津波の脅威から逃れる!静岡県民の海沿い津波避難マニュアル

こんにちは、エネフィのおじいちゃんです。

津波は海岸線に住む人々にとって、非常に深刻な脅威…。

台湾の地震から、沖縄にも一時津波警報が発表されました。
沖縄県内では避難時の転倒など、4名が軽いケガをしたそうですが(2024.4.3現在)今後もまだ地震の恐れがあり、津波にもまだまだ警戒が必要です。

津波の危険性について正しく理解し、適切な避難準備をすることはとても重要です。本記事では、静岡県民が津波の脅威から逃れるための海沿い津波避難マニュアルを紹介します。

津波の脅威とは?

津波は、地震や海底火山の噴火などによって引き起こされる巨大な海洋波です。
特に地震が原因の津波は、短時間で海岸に押し寄せ、甚大な被害をもたらす恐れがあります。
静岡県は地震が頻繁に発生する地域であり、津波による被害のリスクが高いことから、適切な対策が求められています。

津波避難マニュアルの基本

01:情報収集

地震発生後はすぐに、テレビやラジオ、インターネットなどの公式の情報源から津波警報や避難指示を確認しましょう。大きな地震の場合は、情報収集よりも先に、まずは避難することが先決です。

02:避難経路の確認

家族と共に、安全な避難経路を事前に確認し、覚えておきましょう。高台やビル、津波避難タワーなどより高く、頑丈な場所への避難が大切です。

03:速やかな避難

津波警報や避難指示が出たら、迅速に避難しましょう。可能な限り車ではなく、徒歩で避難することが安全です。

04:避難所への移動

避難所への移動中は、家族や近隣住民との連絡を確保し、お互いに支え合いながら安全な場所へ移動しましょう。

海沿い在住の静岡県民へのアドバイス

(1)まず、我が身の安全を真っ先に考える

自分がけがをしては、避難もままならない。(5)もご覧ください。

(2)とりあえずの高台までの避難と、より高いところへの避難(二次的な避難)を実施

津波は想定を超える可能性があるため、過去の浸水区域や想定津波危険地区を過信しないで、より高く、より安全な場所に避難できるような心構えが必要

(3)車による避難の原則禁止

  • ちょっとした原因で車は渋滞し、津波に巻き込まれる危険性が高い。
  • 1993年の北海道南西沖地震では、避難車両が渋滞し混乱した。

(4)財産(家財や持ち船など)の保全や持ち出しはあきらめること

  • 貴重品を取りに戻って津波に巻き込まれた人、船が心配になって様子を見に行って津波に巻き込まれた人も多い。
  • 数分の差で命をなくすケースもある。

(5)家具の固定、通路の整理など日頃の安全対策が重要

  • 地震で家具が転倒したり、通路に散乱しては、ケガをする可能性があり、また避難できなくなる。
  • 基本的な家庭内の地震対策が重要

(6)津波が到達し始めたら、遠くの避難はあきらめ、近くの建物などでも、できるだけ高いところに上がる

  • 浸水している中では、漂流物にぶつかるなど転倒する危険が大きく、避難できなくなる。
  • 50cm程度の津波でも、巻き込まれて亡くなるケースがある。

(7)堅い物(岩場や堤防など)からできるだけ離れる

津波に飲み込まれた場合、死因の多くは、岩やコンクリートなどの堅い物にたたきつけられて気絶したり、負傷して水死するケースが多い。

(8)やむを得ず建物に避難する場合は、海岸に面する前面のビルより、2列目、3列目の建物に避難する

海岸の前面よりも、陰になる場所で、津波のエネルギーを少しでものがれることがベスト

緊急時には行政による避難の指示などには限界があります

各地域の自主防災組織や事業所、各個人が、常日頃から地域の津波特性を十分考慮した津波対策を検討しておきましょう

静岡県HPより引用

まとめ

津波は静岡県民にとって深刻な脅威ですが、正しい知識と適切な準備・素早い避難をすることで、被害を最小限に抑えることができます。地域の防災マップや非常用品の準備、家族との避難訓練など、日頃からの準備が大切です。
命を守るために、津波避難マニュアルをしっかりと理解し、行動していきましょう。

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