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~エネフィが行く~本の旅!「菫堂」さん♪

~エネフィが行く~本の旅!「菫堂」さん♪

みなさんこんにちは!エネフィだよ♪

今回エネフィが取材したのは、
浜松市中央区上西町にある「菫堂(すみれどう)」さんです。

本と人がやさしくつながる場所、菫堂

菫堂(すみれどう)は、単なる「本を売る店」ではなく、「本のある場所」として人の心に寄り添う小さな本屋です。店内には新刊の絵本や児童書を中心に、店主が「自分が好きな本」「誰かにすすめたい本」を厳選して並べています。

このお店が生まれたきっかけは、「紙の本が好き。この大好きな本を通して、誰かの役に立てたらうれしい」という店主の想いでした。ページをめくる音やインクの香り、物語に没頭する静かな時間など、紙の本だからこそ味わえる豊かさを地域の人と共有したい――そんな気持ちから菫堂は始まりました。

「子どもと、子どもだったみなさんの店」という言葉のとおり、子どもはもちろん、大人も絵本の魅力に触れながらほっと一息つける場所となっています。

店主の感性で選ばれた、本棚の物語

菫堂(すみれどう)の品揃えは、単に多くの本を並べるのではなく、店主の感性によって丁寧に選ばれた約千冊の本で構成されています。「自分が気に入った本」「誰かにすすめたい本」「いつか読んでみたい本」を基準に選ばれており、店主の思いが感じられる“顔の見える本棚”になっています。

店内には新刊の絵本や児童書が多く並びますが、その対象は子どもだけではありません。世代を超えて読み継がれてきたロングセラーの絵本や、大人の心を和ませる本、美術に関する本なども揃い、「子どもと、かつて子どもだった大人」の両方が楽しめるラインナップになっています。

また、本棚の配置にも工夫があります。小さな子どもが手に取りやすい下の棚には絵本や乗り物の本が並び、上の棚には大人向けの本や美術書などが置かれています。訪れた人が自然と本に出会えるよう、空間全体にさりげない配慮が施されています。

「菫堂」という名前に込められた想い

「菫堂(すみれどう)」という店名には、店主の価値観や本への想いが込められています。

もともと花が好きだったことから店名には花の名前を付けたいと考え、その中でも楚々とした佇まいの中に力強さを秘めた「すみれ」に惹かれたことがきっかけでした。

すみれの花言葉である「誠実」と「謙虚」も、店主が大切にしたい価値観と重なります。また、「すみれ」という言葉が大工道具の「墨入れ」に由来するという説から、文字や書くこととの縁も感じ、本を扱う店の名前にふさわしいと考えました。

派手さはなくとも、すみれの花のように地域にそっと根を張り、人がふと立ち寄って心を休められる場所でありたい――そんな想いが、この店名には込められています。

菫堂が目指すお店の姿

菫堂(すみれどう)が目指しているのは、本を売る場所にとどまらず、本を通して人の心に寄り添う場所です。学校や仕事に少し疲れた日でも、ふらりと立ち寄って気持ちをリセットできるような、ほっと一息つける「本のある場所」でありたいと考えています。

また、このお店ははっきりとした枠組みに収まるものではありません。店主は「プロとアマ」「本屋と家庭文庫」「趣味・ボランティアと商売」など、さまざまな立場の“間(あいだ)”を歩む存在でありたいと語っています。専門店として敷居の高い場所ではなく、本に苦手意識のある人でも気軽に立ち寄れる場所であることを大切にしています。

接客でも、お客様の大切な「本との時間」を邪魔しないよう、付かず離れずの距離感でにこやかに迎えることを心がけているそうです。

本をきっかけに広がるつながり

菫堂では、本をきっかけに人と人がつながる場として、さまざまなイベントも行われています。ストーリーテリングのグループによるおはなし会や、赤ちゃん連れの保護者が気軽に集まれる絵本サロンなど、地域団体と協力した催しが定期的に開かれています。

また、お気に入りの本を紹介し合う会や本の交換会など、本を介したゆるやかな交流も生まれています。マルシェへの出店や出張販売など、店の外でも活動を広げながら、多くの人に本との出会いを届けています。

2026年6月には開店5周年を迎える予定で、節目の年にはいつもより多くの催しも企画したいと考えているそうです。

地域に寄り添う、小さな本屋さん

菫堂は、住宅街の中にある白い家を店舗にした小さな本屋さんです。店内には和室の空間もあり、おはなし会などのイベント会場としても使われています。靴を脱いでくつろげるその空間は、本屋でありながらどこか家庭文庫のような親しみやすさを感じさせます。

営業日は土・日・月の週3日。店主は「無理のないペースで、できるだけ長く続けていきたい」と話します。商売としてだけでなく、自分らしい形で本と関わり続けたいという想いが、この営業スタイルにも表れています。

店内では、子どもから大人まで同じものを飲めるようカフェインレスの麦茶が用意されるなど、訪れた人がゆっくりと過ごせるような心遣いも大切にされています。

エネフィ
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みんなの大切な一冊が見つかりますように〜!

店舗情報

菫堂
静岡県浜松市中央区上西町900-49


営業時間
11:00 〜 16:00
定休日
火曜~金曜
駐車場
あり(お店前2台)
関連リンク
菫堂(すみれどう)(@sumiredou1) • Instagram写真と動画