こんにちは、エネフィのおばあちゃんです。
突然ですが、あなたの家のおばあちゃんは口うるさいですか?
エネフィがご飯を食べている時、おばあちゃんついつい「もっとお食べ!あれもあるよ!これもあるよ!」ってすぐに世話を焼いてしますうんですが、今日はそんなおばあちゃんのお話。
「おばあさん仮説」っていう言葉、ご存知ですか?
多くの動物は死ぬまで繁殖を続けるのに対して、人間の女性だけは、身体は健康で元気でも閉経がきて、その後何十年も長く生き続けるんです。
人間に最も近いチンパンジーでさえ、出産可能年齢を過ぎると、まもなく死んでしまうため「おばあちゃん」がいるのは人間だけだそうですよ。
おばあちゃんが自ら自分で子を生むよりも、次の世代の出産や子育てを手伝い、またその次の世代の成長や生存に貢献するほうが遺伝的な利益が大きいので閉経が進化したとする考え…それが「おばあさん仮説」
次の世代の出産や子育てを援助し、生存価値を高めることがDNAに組み込まれてると思うと、人間の進化って奥が深いですね。
あなたの家のおばあちゃんはどうですか?
「お腹いっぱいだよ~」と言っても「これも食べる?あれも食べる?」なんてご飯いっぱい出てきませんか?
おばあちゃんちに行くと体重が増えたりしませんか?
余計なお世話だな…頼んでないのに…なんて思ったりしてませんか?
おばあちゃんにとって「いっぱい食べてもらう」のも「余計なお世話」も、人間の本能でもあり、子供たちが成長してほしいから、生き延びてほしいからなんですよ。
たまに「おばあちゃん、ありがとう」って笑ってくれたら、おばあちゃん達は本望です。
エネフィとエネリンにも、元気に大きく育ってもらわないとね!
それではみなさん、お体にお気をつけて。
※「おばあさん仮説」で検索すると色々出てきますが、諸説あるようです。