こんにちは!エネフィのおじいちゃんじゃ。そろそろ夏から秋に季節が変わってきていて天気の急変がよくある時期になって来たの。
そこで今日はみんなあまり好きではない雷について少し知ってもらおうかの。
雷に種類あるって知ってた??
(1)熱 雷
太陽に強く熱せられて地表面付近の空気の温度が著しく上昇した場合に生ずる雷のこと。
夏に起こる雷は、強い日差しを受けて地面付近の湿った空気が熱せられ、雷雲になり雷を発生させます。
蒸し暑く風が弱い日の午後から夕方にかけて発生しやすい。
山岳部では、地形が複雑で部分的に強く熱せられるため、平野部より熱雷が起こりやすい。
山岳部で発生した雷雲は発達しながら内陸部に降りてきて海岸部近くで夕方消滅するケースが多いので夕方は特に注意。
一度発生すると2~3日続くことが多いので泊りがけで登山などされるときは注意。
熱雷を起こす積乱雲は、大きさが約10kmぐらいで、移動距離は短く、影響する範囲は比較的限られているので同じ山に登っていても 出くわす人とそうでない人がいる。
(2) 界 雷(前線雷)
温かい大気層の上方に冷たい空気が侵入した場合に生ずる雷のこと。
界雷は前線によるため季節に関係なく起こる。
またこの雷は時間帯も決まっておらず、昼夜関係なく起こる。
前線にもよるのだが、普通は 暖気と寒気の気温の差が大きいほど激しい上昇気流が起こるので、温暖前線よりも寒冷前線の方が強い雷雨を伴うことが多く、前線が移動するにつれて広い範囲に影響を及ぼす。
(3) 熱的界雷
熱雷と界雷とが重なって生ずる雷のこと。
熱雷と界雷が要因となって発生する雷は熱界雷といわれる。
夏の激しい雷雨はほとんどが熱界雷によるものである。
(4) 渦 雷
発達した低気圧や台風の上昇気流によって生ずる雷で、中心付近で周囲から吹き込む気流が、強い上昇気流を起こすために発生する 別名低気圧雷とも呼ばれている。
落ちる雷にも種類あるって知ってた??
(1)直撃雷
先日新聞を見ていたら、木造平屋住家の屋根に落雷があり、かわら約15枚などが壊れたとのニュースがありました。
また鹿児島から西広島に行く飛行機に落雷があり右主翼の部品を破損というニュースもありました。
これが直撃雷で、 直撃雷は言葉の通りで、建物や木などに落雷することで一般に10~100kAもの電流が流れます。
もっとも大きな被害を引き起こす「落雷」。
(2)側撃雷
物体に落雷した電流が、周囲の物体に再放電する雷のこと。
例えば高い樹木などに落雷した場合、雷電流によって樹木の電位が上昇し、付近の物件に向かって再放電するので、雷が近づいたら 高い木の近くにいるとこの即撃雷に巻き込まれてしまう場合があるので注意が必要。
(3)誘導雷
アウトドアで雷が恐いのは直撃雷だけではない。
例えば近くの木に直撃雷があると、 直撃されたものに多量の電流が流れると同時にその付近には非常に強い電磁界が生じ、電磁誘導現象により近くにあるものにも高い電圧が発生する。
テントなど可燃物に対する引火の危険は高いので注意が必要。
また、誘電雷は雷雲間での放電によっても生じることがある 。
(4)侵入雷
アウトドアでは直接は被害にはないが、送電線叉は配電線に落雷した場合、雷電流が電線などを通り、家庭電化製品などに到達し大地に向かって放電する場合がある。
特にPCなどの機器はこれを受けるので遮断できるような対策が必要。
どうじゃ一概に雷はひとくくりに出来ないのがおわかりじゃな。
また天気の急変に伴う雷の対処法など紹介することにするぞよ。
ではまた!!
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