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意外と知らない!竜巻の豆知識や前兆、竜巻対策まで

意外と知らない!竜巻の豆知識や前兆、竜巻対策まで

こんにちは!エネフィのおじいちゃんじゃ。

地震大国である日本に住んでいるみなさん。

きっと地震や津波の対策をしてる人は多いかと思いますが
「竜巻」はどうでしょう?

国土交通省 気象庁のデータによると
2007年~2017年を平均した竜巻発生数は・・・

年間で約55件!(海上竜巻を含む)

これが、多いと感じるか…
少ないと感じるか…
感じ方は人それぞれですが、
1961年からある計測の中で、ゼロだった年はありませんでした。

最新の数値は、気象庁ホームページ(https://www.jma.go.jp/jma/index.html)をご参照ください。

竜巻ってどんな現象?

積乱雲に伴って発生する強い空気の渦巻きのことを竜巻と言います。地面の近くで風が回転しているところに、上昇気流が重なることで発生します。回転しながら上へあがると、回転の半径が小さくなり、風がつよくなるので竜巻が現れます。

《竜巻の特徴①》
昼間に多く、11時~18時の間がピークと言われています。
《竜巻の特徴②》
7月~11月が最も竜巻の発生が多い季節です。
《竜巻の特徴③》
日本の竜巻は長くても30分程で終息しますが、海外では数時間におよぶ竜巻もあります。
《竜巻の特徴④》
過去には時速およそ90キロメートルも記録したことがあります。
《竜巻の特徴⑤》
巨大積乱雲では、強風やひょうをもらすことがあります。

竜巻とハリケーンの違いって?

ハリケーンが発生するには暖かい場所が必要で、寒い場所では発生しません。
また、竜巻よりも段違いの速度で発生する可能性が高く、
竜巻は陸上、水上、両方で発生するのに対し、ハリケーンは水面で発生します。

 竜巻ハリケーン
特徴激しい空気の回転熱帯低気圧(雷雨、強風、大雨)
速度時速40マイルから360マイルのどこでも時速74マイルから155マイルの風速
形成方法雷雨または積乱雲から生成暖かい低圧の空気は上がり、冷たい高圧の空気はその下を移動
大きさ数百メートル規模の直径最も外側の閉じたアイソバーの半径は222 kmから888 kmの範囲

竜巻の前兆って?

ゴーという音が聞こえたり、気圧の変化で耳鳴り等、耳の異常を感じる時があります。

《竜巻の前兆①》
真っ黒い雲が近づいてくる
《竜巻の前兆②》
雷がなる
《竜巻の前兆③》
冷たい風がふく
《竜巻の前兆④》
大粒の雨やひょうが降り出す

竜巻が発生したらどうしたらいい?

直撃した場合、建物や車などの被害を防ぐことが出来ませんので、まずは身を守る行動をとってください。

《屋外にいる場合》
付近のなるべく頑丈な建物に避難するか、頑丈な構造物の物陰に入り、身を小さくしましょう。
電柱や太い樹木は倒壊の可能性があるため危険です。
《車で運転している場合》
交通の邪魔にならないよう、車をとめて、頑丈な建物に避難してください。もし、ひょうが降りだしたら、屋根のある駐車場に移動しましょう。
車庫や物置等は、竜巻で飛ばされる可能性があるため危険です。
《屋内にいる場合》
まず、雨戸・窓・カーテンを閉めて、1階のなるべく窓のない部屋に移動しましょう。2階以上のアパートやマンションの場合は、風通しの悪い場所(トイレ・浴室等)に移動しましょう。
身を小さくして、頭を守る体勢をとってください。

竜巻がもし発生したら、
その時の自分の避難行動がとても重要です。

正しい知識を学び、発生時の対策を備えておきましょう。


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