こんにちは。エネフィのおじいちゃんじゃよ。
この前地震があって、家の家具がガタガタ、グラグラしててのぉ。
家の中の家具の固定をしていなかったことに気づいたんじゃ・・・。
地震はいつ来るか分からないから、わしも身体が動くうちに家具の転倒防止をしておきたいと思ってなぁ。家具の固定ってどうやってやるのか分からなかったから、知り合いの地元の工務店「仲田建築」さんに固定の仕方を教えてもらってきたから、まとめてみるぞよ。
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①家具の転倒防止・・・どんな家具の固定の仕方があるんじゃろ?
家具の転倒防止と一口に言っても、どのような家具転倒防止の仕方や金具があるんじゃろか・・・調べてみたぞよ。
◆L型金具固定
家具の上部や横をL型金具で固定し、転倒を防ぐものじゃ。
◆突っ張り器具固定
家具と天井や壁との間に垂直になるようにセットし、突っ張ることで家具を固定するものじゃ。
◆固定シート・安全板取付
固定シートは家具の下に貼ることで、振動・衝撃を吸収するものじゃ。簡単に取り外しもできて便利じゃのぉ。安全板は家具の下に差し込み、家具を後ろにもたれ気味にさせて重心を後ろにすることによって倒れにくくするのじゃ。
◆開き戸ストッパー取付
地震による揺れで、食器棚などの開き戸が開き、中の食器類が飛び出すのを防ぐものじゃ。
こんなに沢山の家具転倒防止の仕方があるのじゃな~。
どれも近くにあるホームセンターで買える物みたいぞよ。
紹介した方法以外にも、まだまだ家具転倒防止策があるので、自分の家に合った方法を選んで対策することが大事なのじゃ~。
②家具の固定は適切な壁の場所を選ぶことも大事じゃ!
皆は壁に家具の固定金具を付ける時、ちゃんと固定できる場所とそうでない場所があることは知っているかの?
一般的な木造住宅の壁の内側には柱、柱と柱の間に入っている間柱、柱と間柱に打ち付けて横の材料が胴縁という木が入っているのじゃ。この胴縁や柱や間柱が、家具を固定するために必要な下地なのじゃよ。そこに金具を取り付ける事で地震が来ても家具が動かない、強い家具固定ができるのじゃ!
でも壁の下地って見えないじゃろ。じゃあ、どうやって探せばいいのかのぉ・・・?
実は探し方は簡単!手持ちのドライバー、もしくはホームセンターで売っている専用のプッシュピンを使えばいいのじゃ!
ドライバーは柄の方で壁を叩くと「コンコン」と固い音がする場所、
プッシュピンは刺した時、手ごたえがある場所に金具を取り付ければいいのじゃよ。
下地以外の場所に家具を固定しなければいけない時は、金具を抜けにくくするネジもあるのじゃが、なるべくなら壁の中の木に固定して欲しいと仲田社長も言ってたぞよ~。
③タンスや棚を壁に固定する、L型金具の取付方法じゃ!
今回は①でも説明した、壁にタンスや棚を固定する「L字型金具」の取り付け方を紹介するぞよ~。
さっき紹介した下地探しをしたら・・・
L型金具はこう付けるのじゃ!
壁と固定する家具の下地をしっかり探して、固定することがポイントじゃ。
金具を固定する時は、あらかじめ下穴を付けておくとスムーズに固定することができるぞよ。
万が一家具に下地材がない場合は
家具の幅全体に板を渡してから金具を取り付けるのじゃ。
L型金具を取り付ける際には、②で紹介した固定シートを床と家具の間に入れておくと、より家具転倒防止の効果を発揮できるのじゃ!
実は今回紹介した家具の固定以外にも、ちょっとしたことで家具の転倒防止になる方法もあるんじゃ。
家具の中では、重い物を下の方に置くことで家具自体の重心が下がるので倒れにくくなるのじゃよ。
あとは、寝室では家具の位置と寝る場所の位置を遠ざけたり、家具が倒れた時逃げ道をふさぐような場所に家具を置かない・・・等
家具の置く場所も考えてみるのもいいかもしれないのぉ。
まとめ
“家具の固定”というとまず何からすればいいのか分からなかったんじゃが、案外簡単にできるんじゃな~。
家族みんなの命を守る1つの方法として、今の内に絶対やっておいた方がいい事じゃ。
今日から早速孫のエネフィとエネリンと一緒に家具の転倒防止策を実践してみるかのぉ。
これを機に、みなさんも今一度お家の中を見回してみて、地震が来た時に危ない場所がないか確認してみるのじゃ!
仲田社長、ありがとなのじゃ~。
わしもまだまだ現役じゃい。ふぉっふぉっふぉっ。