こんにちはおじいちゃんじゃ。

今回は「火災」について話していくぞ

2023年日本で起こった火災は3万5,222件でした

1日当たり96件(15分に一件)の火災が起こっている計算になりますΣ(・□・;)

そのうち建物火災は55.5%で最も高い比率を占めています

住宅火災の発生源は???

※令和4年版消防白書参照

上記の表を見ると、「たばこ」「たき火」「コンロ」の3つが主な出火原因です。

コンロの火が油に引火したり、吸い殻の不始末や寝タバコが原因で周囲に火が燃え移ったりなど、火元の近くにあるものから出火して火災発生となっています。

過去には家の中で歩きたばこをしていて、気づかないうちに火種が落ちていて帰宅したら火災になっていたという事例も・・・

また、タコ足配線の許容電流を超過している場合や、コンセントと電気プラグの間のホコリが導線となってしまう「トラッキング現象」が原因で火災となるケースもあります。

もしも火災が起きてしまったら・・・

火災が起きてしまったら、まずは現状を確認することが大切です。

以下のポイントに留意して、 消火・避難の判断ができるようにしておきましょう。

・消火した方がいい場合

火元が確認できる場合・炎が自分の背丈よりも小さな場合

※ただし、安全確認し住宅用消火剤で消火しましょう

消火せず避難した方がいい場合

火元が煙などで見えない場合・炎が自分の背丈よりも大きな場合

この場合大きな声でまわりに危険を知らせながら避難しましょう。

また慌てずに119番通報しましょう

火災の対策

火災は起きないのが1番そのためにすることを紹介していきます!

・寝たばこは絶対にしない!

たばこの火がついた布団は、炎を上げないでゆっくりと燃焼を続け、空気の流入などの条件が揃うと、炎を上げて燃え始めます。布団などの近くでは、たばこを吸わないようにしましょう。

・コンロを使う時はキッチンから離れない

調理中についつい目を離してしまうことがありますが、周囲の物に火が燃え移って大きな火事となってしまいます。再利用のための油をコンロの側に置いていると、思わぬ拍子に飛び火して一気に燃え上がる危険性が考えられます。酒類などの煮切りでアルコールを飛ばす際は、目に見えない炎が想像以上の高さまで上がっていることもあるので、強火で調理する際には特に注意が必要です。

また、冬場などで長袖やセーターを着て調理をする際には、着衣着火が発生してしまう恐れもあるので、防炎品のアームカバーやエプロンを付けるようにしましょう。

・タコ足配線はなるべく避ける

コンセント周りはこまめに掃除をして、防炎品のプラグカバーなどを使って、ホコリを溜めないように気をつけましょう。

タコ足配線にも注意が必要で、一度に利用可能な許容電流があらかじめ決められています。

家電製品を繋ぎすぎると発熱・発火で火事が発生してしまうかもしれないので、常に余裕をもたせておくようにしてください。

ほかにも火災対策は安全機能が付いたコンロ・火災報知器を設置するなどたくさんできることがあります!!

暖房機が欠かせない冬は火災が多い季節でもあります。みんなで気を付けて火災を減らしていきましょう!!

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