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ハムスターの多頭飼い ~知っておくべきこと~

ハムスターの多頭飼い ~知っておくべきこと~

こんにちは!エネリンだよ♪

コロナ禍でステイホームの時間が増える中で、ペット需要も高まってきています☆
そんな中でも人気なのはハムスター!ハムスターはお世話も簡単で生体価格も安いことからとっても飼いやすいです♪

そのため YouTube を見ると多頭飼いをしている人も多くみられます。
そのような動画をみて、「多頭飼いをしてみたい・・・!」と思った人もいるのではないでしょうか?

でも実はハムスターの多頭飼いには気を付けなければいけないことが沢山あります。

そこで今日はハムスターの多頭飼いについて紹介します☆

必ずケージを分けよう!

ハムスターは、基本的には縄張り意識の強い動物です。
野生で過ごしているハムスターは単独で行動し、縄張りに別のハムスターが入ってきたら追い出そうと激しく喧嘩をします。
ケージのような狭い空間で複数匹飼ってしまうと、ストレスが溜まり高確率で喧嘩が起きてしまいます。

喧嘩の様子はとても激しく、「ヂューッ!」と大きな鳴き声で叫びながら、相手の腹部や足を長い前歯で突き刺し、諦めるまで離そうとしません。人間の手でも引き剥がすのが難しく、数秒の喧嘩で血だらけになることがあります。

そして喧嘩をしていくと、上下関係ができあがるので、そのまま放置していると力が弱い方は殺されてしまいます。最後にはタンパク質をとるために、死んだハムスターを共食いするケースもあります。

そのような悲劇を起こさないためにも必ずケージは分けて飼育をしましょう。

ハムスターはケージが近いだけでもストレスを感じます。お互い目が届かない位置にケージは設置しましょう。
また、オスとメス同士でもガラス越しで1週間程度お見合いをさせないと喧嘩してしまう可能性があるそうです。
ハムスターの縄張り意識が強くなってくるのは生後4か月くらいだといいます。
それまでは同じケージで飼っていても喧嘩は起こりませんが、早めにケージを離すようにしましょう。

多頭飼いが可能な種類は?

ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスターなどは非常に縄張り意識が強く、多頭飼いには不向きです。

ただしロボロフスキーハムスターはハムスターの中でも比較的縄張り意識が弱く、多頭飼いが可能とされています。
ただし、ロボロフスキーハムスターも野生では単独で行動しているため、喧嘩を必ずしないとは言い切れません。

多頭飼いする場合でも気を付けてほしいポイントがあります。

子供のころから一緒に飼う

多頭飼いを成功させるためには、縄張りを意識させないことが大切です。
子供の頃から一緒に暮らすことで、警戒心を減らすことが出来るので、最初から多頭飼いしておきましょう。

広いケージにする

ハムスターは狭い空間だとストレスが溜まってしまいます
最低でも横幅60cmのケージを用意しましょう。
ハムスターのストレスを溜めさせないことが多頭飼いのコツです。

3匹以上で飼育する

2匹で飼育すると明確な上下関係が出来てしまいますが、3匹以上で飼育することで緩和することが出来ます。
序列ができあがると徹底的に攻撃されるので、なるべく多くのロボロフスキーハムスターを一緒に飼育しましょう。

飼い主の責任を果たそう!

ハムスターは本来小さくて臆病な生き物です。
人間に飼われるだけでもとても大きなストレスを抱えています。

その上でハムスターを飼う場合、ハムスターがなるべくストレスなく、安心できるような環境を整えてあげるのが飼い主の責任です。

多頭飼いをする場合は注意事項をしっかりと守って、ハムスターがストレスなく安全に暮らせるようにしてあげましょう。

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