皆さんこんにちは。エネフィのおばあちゃんです。
段々と暖かくなってきまして、日中は20度を超える日もあるくらいですね。
暖かい日にはついつい気持ちよくて寝すぎしてまう、そんな人も多いのではないでしょうか?「春眠暁を覚えず」とはよく言ったものです。

けど、なぜそもそも春先は中々起きることができないのでしょうか?また、春先でもしっかりと起きるにはどうすれば良いのでしょうか?今日はそのようなことについてお話しします。

「春眠暁を覚えず」の理由は?

「春眠暁を覚えず」の意味は諸説ありますが、一般的には春先はついつい寝すぎてしまい、遅刻などをしてしますことを言います。
では、なぜ春先は寝すぎてしまうのでしょうか?

これには「メラトニン」と言う睡眠ホルモンが大きく関係してきます。
メラトニンは眠気を誘発する作用があり、人間の生体リズム(サーカディアンリズム)をコントロールする働きがあります。また、メラトニンは暗い時に分泌され、太陽光の光を浴びることで分泌が抑えらる仕組みとなっています。

つまりは人間の体は
朝⇒しっかりと日光を浴びることでメラトニンの分泌を抑える。
夜⇒しっかりと暗い部屋で眠ることで正常にメラトニンを分泌し質の良い睡眠を取る。

この繰り返しを行い生体リズムを整えるのが良しとされているわけです。

しかし、日照時間の短い冬と日照時間の長い春の境目はメラトニンの分泌に変化が生じてしまう、ひいては生体リズムが崩れてしまいます。そのため、体が中々活動モードに入らなかったり、質の良い睡眠がとらなかったりして起きれないという仕組みです。

ちなみに、メラトニンは歳を重ねるごとに分泌量が少なくなるとも言われています。「歳を取る取ると朝が早くなる」と言われるのはこれが原因なんですね。

春眠暁を覚えるためには?

では、狂ってしまった生体リズムはどうすれば正常に戻せるのでしょう?これが単純なことなので以下の二つを実行してください。

①寝る前スマホをやめる!
前述の通り、メラトニンは暗さにより分泌されます。そのため、眠る前にスマホやPCのブルーライトを浴びることはメラトニンの分泌を阻害し、質の良い睡眠を妨げます。そのため、眠る前30分程にはスマホやPCは見ないようにしましょう。
同様の理由で、寝るときはしっかりと部屋を暗くするのが良いとも言われます。

②朝日を浴びよう!
こちらも前述した通り、メラトニンは朝日を浴びることで分泌が止められます。そのため、朝日を浴びることでしっかりと目覚められますし、メラトニンの分泌サイクルも正常に機能することになります。
平日の睡眠不足を取り戻そうと休日は寝貯めをする方もいますが、それはかえって逆効果。休日も頑張って同じ時間に朝日を浴びることが、毎日の気持ち良い目覚めや良質な睡眠につながります。


いかがでしょうか?二つともそこまで難しいことではないと思います。どうしてもこの時間起きれないという方は以上二点を意識して生活してみてください!!

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質な睡眠につながります。