こんにちは!
エネフィのお母さんです。
「子どもがなかなか宿題にとりかからなくて」
「つい宿題を早くやりなさいと言ってケンカになって・・・」
と言う声はいつの時代も変わらない悩みですね・・・
今回は、2回に分けて、子どもが自主的に学習できるようになるヒントを、やる気、環境などさまざまな視点から紹介しますね!
1.子どもをやる気にさせるには
2.どんな場所だったら集中できる?
3.机に向かう”時”を決める
4.長続きしない時のプラスα宿題テクニック
1.子どもをやる気にさせるには
親が出来ることは、子どもが宿題をやる決断力を身につけるためのサポートです。
宿題は誰のためのもの?
小学生の間、宿題の目指すところは、学習力(自ら学習に取り組む力)の基礎を固める事です。
計算のやり方や漢字の書き方を学ぶだけでなく、辞書やノートの使い方を練習し、机に向かうことを習慣にして、タスク管理(優先順位や、いつやるか決めること)の仕方を覚えるのです。
基礎的な学習力を身につけることで、中学校・高校と、より複雑で高度な学習に対応できるようになるのです。
手元にある今日の宿題を終わらせること以上に、つねに「学習力を身につけるために」と考える必要があります。親の側にも、「言われる前に宿題をしてほしい」ではなく、「子どもが学習力を身につけられるようにサポートしよう」という姿勢が必要です。
「やりたくない」を乗り越える
とにかく毎日宿題をやらせれば、いずれ習慣になるだろうと、「宿題やったの?」「いつやるの?」「早くやっちゃいなさい」と声をかけることがありますが、あまりよい働きかけではありません。
「やりたくないけど、でもやらなきゃ・・・」という葛藤を乗り越えて行動を起こすというのは、大人にとっても大変なことです。
やりたいこと、やるべきこと、時間など、いろいろなものを並べて考え、今やるべき事を見極め、自分の気持ちを律し、えいやっと決断する必要があります。これこそが、宿題に取り組むうえで一番大切で、困難な部分です。
この葛藤を何度か自力で乗り越えていくうちに、「自分は、やらなければいけないことを、きちんとできる人人間だ」という自信をもてるようになります。それによって、だんだんと楽に自分の気持ちを律することができるようになり、やがて自分のやる気を引き出す事ができる大人に育っていくのです。
その子に合った環境を整える
しかし、そのいちばん大切な部分を親が強制的な声掛けという形で横取りしていたのでは、宿題自体が無理やりやらされるだけの、つまらない作業になってしまいます。終えた時の気持ちも、自力で「やろう!」と決断した時の爽快感や達成感ではなく、「嫌な作業がようやく終わった」となり、徐々に勉強や宿題を苦痛に思うようになります。
親の仕事は、環境を整える事です。子どもが宿題を自分にとって必要で大切な仕事であると理解し、進んで取り組みやすくなる環境を、どうすれば整えられるかを考えてください。
子どもをよく観察し、あと何があればがんばれるのか、いつ、どのようにやるといいのか、ルールをどのように決めたらいいのか考えてみましょう!
2.どんな場所だったら集中できる?~環境を整える~
宿題の取り組み方は子どもの年齢やタイプによってさまざまです。子どもをよく観察して、宿題ができる仕組みづくりのためにいろいろ試してみましょう。
子ども部屋学習
・子ども部屋にはカギをかけずに、親がいつでも入れるようにしておきましょう。
・気が散る物(おもちゃ・ゲーム機・マンガなど)は視界に入らない様にします。
・いつも整理整頓を。スッキリした机は集中力を生みます。
・必要なものはさっと手に取れる場所に。
リビング学習
・子どもの様子が目に入りやすいので、過干渉にならないように気をつけましょう。
・持ち運びがしやすいように必要な物をケースやカゴなどにひとまとめに。それを出せば宿題モードになります。(教科ごとのトレーを作っておくと取り出すのに便利です)
・姿勢が悪くならないよう椅子の高さの調整を。
・ノートが見やすい明るさを確保しましょう。
いかがでしたか?出来ることから実践してみてはいかがでしょうか?
さて、次回後半編は、【机に向かう”時”を決める】と【長続きしないときのプラスα宿題テクニック】です。
引用:月刊ファミリス
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