みなさんこんにちは!エネフィ住宅・リフォーム情報の紹介です。
エコキュートや電気温水器を10年以上使用している場合、買い替えを検討する良いタイミングかもしれません。
特に、2025年度の給湯省エネ事業の補助金を活用すれば、お得に最新のエコキュートへ交換できます。
では、実際に買い換えた場合、どれくらいメリットがあるのでしょうか?
10年以上前の機種と今のエコキュートの違い
・省エネ性能の向上
10年以上のエコキュートと比べると、最新モデルは年間給湯保温効率(JIS効率)が向上しています。
たとえば、2000年代の機種はCOP(エネルギー消費効率)が3.0前後だったのに対し、最新機種は4.0~5.0に達しています。
つまり、同じお湯を作るのに必要な電力が少なくて済むのです。
・電気温水器とエコキュートのランニングコストの違い
電気温水器を使っている家庭なら、エコキュートに買い替えることで電気代が大幅に節約できます。
それは、電気温水器とエコキュートの消費電力の違いが大きいからです。
一般的な370Lタイプの電気温水器の消費電力は、年間で約4,500kWhとされています。
一方で、エコキュートはヒートポンプ技術を使い少ない電力でお湯を作ります。
最新の370Lタイプの消費電力は、年間で約1,500kWh程度です。
・ランニングコストを比較
深夜電力の平均値(再エネ賦課金含む)を、27円/kWhとして、実際に比較をしてみます。
エコキュートにすることで、年間約80,000円の電気代節約が可能です。
10年間で考えると、約80万円のコスト削減になる計算です。
この数字は機種や使用環境によって変動しますが、基本的にはエコキュートの方が電気代が大幅に安くなることがわかります。
故障リスクと修理費用を考える
エコキュートの寿命は一般的に10~15年と言われています。
10年以上使っている場合、ヒートポンプユニットや基板の故障が増えてきます。
修理費用の目安:
・ヒートポンプ交換:10万円以上
・基板交換:3~5万円
・タンク漏れ:修理不可→本体交換(30万円~)
こうして見てみると、修理費用も幅がありますね。
もし修理費用が高額になるなら、新しいエコキュートへ買い替えを検討した方が長期的に見てお得です。
「ヒートポンプを10万円ほどで修理したけど、数か月後に別の箇所が故障してしまった。どうせなら買い替えをしておけばよかった。。。」なんて方もいるようです。
補助金を活用して買い替えをお得に!
2025年度の補助金について以前紹介しましたが、
補助金制度を活用すれば、通常よりも少ない自己負担で新しいエコキュートを導入できます。
たとえば、エコキュート本体 40万円+工事費 15万円とします。
今使用している機器がエコキュートで、補助金10万円対象のエコキュートへ交換する場合
また、今使用している機器が電気温水器で、補助金10万円対象のエコキュートへ交換する場合
電気温水器の撤去加算として補助金が +4万円でます。
さらに、光熱費の削減効果も考えれば、実質的な負担はもっと少なくなると考えられます。
まとめ:今のうちの買い替えるのが得策
・最新機種は省エネ性能が向上し、電気代が安くなる
・電気温水器からの買い替えなら、10年間で80万円以上お得になることも
・故障リスクを避け、修理費用をかけるより新しいものにした方が安心
・2025年度の補助金を活用すれば、さらに安く導入できる
補助金申請の対象期間は、2024年11月22日以降に工事等に着手したものです。
つまり今(2025年1月31日現在)工事しても対象となります。
10年以上使っているエコキュートや電気温水器は、ランニングコスト・故障リスク・補助金の活用を考えると、今が買い替えのチャンスです。
ぜひ補助金を活用してください!
『情報提供』も待っているよ~~~!!