こんにちは~~~!!
エネフィのおばあちゃんです!
みんな台風に名前がついてるって知ってる??
ニュースで台風の情報を聞いていると、「台風〇号」のあとに、聞きなれない名前を言っているのをきいたことはありませんか?
実は、台風には1号、2号とかの順番以外にも、いろんな国の言葉で名前が付けられているんですよ!!!
国によってこの由来がちがって面白いので、お伝えしますね~~~~!!
台風の名前と順番!!
台風は、毎年1月1日以降に最初に発生したのを第1号として、第2号、第3号と続きます!
そして、あらかじめ決められた140個の名前を順番につけていくので、発生前でも名前はきめられています(^^♪
全ては難しいので、10個お伝えしますね!!
①名前:マラカス、意味:強い、国:フィリピン
②名前:メーギー、意味:なまず、国:韓国
③名前:チャバ、意味:ハイビスカス、国:タイ
④名前:アイレー、意味:嵐、国:アメリカ
⑤名前:ソングダー、意味:川の名前、国:ベトナム
⑥名前:トローセス、意味:キツツキ、国:カンボジア
⑦名前:ムーラン、意味:花の名前、国:中国
⑧名前:メアリー、意味:やまびこ、国:北朝鮮
⑨名前:マーゴン、意味:山の名前、国:香港
⑩名前:トカゲ、意味:トカゲ座、国:日本
いかがですか??結構面白い名前がついていますね!!!
ちなみに、今近づいてきている台風2号はマーワーという名前が付けられていて、マレーシアで薔薇という意味の言葉です!
台風の名前の付け方
もともと台風には、戦後の占領下の名残りで、アメリカの女性の名前が付けられていました!
ところが名前の付け方が、2000年(平成12年)から変わっています!
現在は、台風の影響を受ける日本を含む14か国から構成される、台風委員会によって、その14か国がそれぞれ10個ずつ提案した名前を使うようになっているんですよ(^^♪
そもそも台風委員会とは・・・??
北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関するカンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリンピン、韓国、タイ、アメリカ、ベトナムの政府間組織をいいます!!
2000年の台風第1号は、カンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられています!!
それ以降、発生順に140個の名前を順番に付けていき、140番目のベトナム「サオラー」が終わると、ふたたび1番目の「ダムレイ」に戻る仕組みです(^^♪
1年間に発生する台風の数の平均は25~26個ですので、だいたい5年間で140個の名前を一周することになります(^^)/
台風に名前を付ける理由とは??
台風に名前を付ける、理由は大きく分けて3つあります!
まず1つ目!
もともとアメリカでは、ハリケーンに名前をつけていました。
第二次世界大戦中、アメリカ軍の気象関係者が台風にも自分の奥さんや彼女の名前をつけるようになります。
戦後、このアメリカの占領下におかれた日本では、1947年から1953年まで、アメリカでつけられた台風の名前をそのまま使っていました!
その後は気象庁が台風予報を独自に行うようになりましたが、船舶向けには、アメリカの名前を併記していたことや、
東南アジアの国々ではアメリカの情報を使っていたことなどから、
次第に自分たちで名前をつけようという動きにつながっていきました!
そして2つ目の理由!
台風の情報が混乱するのを防ぐためです!
台風というのは、特に夏~秋にかけて、同じ時期に複数の台風が存在していることがありますよね?
そうすると、どれが第〇号で、どれが第▲号で・・・と混同してしまいます。
これに名前がついていたら、混同しづらくなるのではということで、名前を付けています!
そして最後に3つ目。
単に第〇号とするよりも、コグマとか名前がついていたほうが印象に残りますよね!
そうやって人々の印象に残すことで、より台風への関心を深めて、警戒してもらうことを目的としてつけられました(^^♪
台風の名前についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
興味が出たら、ニュース等でも注目して聞いてみてくださいね(^^♪