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新しい環境になじめない子供に親が出来る事

新しい環境になじめない子供に親が出来る事

こんにちは!
エネフィのお母さんです!

4月は、はじまりの季節!
子供たちは、新しいクラス・環境にワクワクして、笑顔で通園・登校する子供もいれば、新しい環境になじめなかったり、無理して疲れちゃったりする子供もいると思います。

親として知っておきたいことと、接し方をお伝えしようと思います。
是非、参考にしてくださいね!

新学期はクラスになじめず悩む子が多い

・仲良しの友達とクラスが離れてしまった
・クラスに親しい人が少ない
・これまであまりかかわりのなかった先生で緊張してしまう
・クラス内で既にグループができてしまっていて入りづらい

子供にとって、新しい人間関係を構築していかなければならないストレスは、大人以上に大きいもの。悩んでいる子供に寄り添ってあげられるようにしたいですね。

また、クラス替え当初の4・5月は、新しいクラスよりも以前のクラスの人間関係が強くなりがちだと言われています。そのため、子供も「前のクラスのほうがよかった」などと新しいクラスを消極的にとらえがち。子供から直接「クラスになじめない」との相談がなくても、普段と様子が違ったり登校を渋るような様子がないかなど注意しておきましょう。

良かれと思って……が逆効果!子供の心を不安にさせる3つの対応に注意

「新しいクラスになじめない……」と悩む子供の様子を目にしたら、保護者としてはなんとかしてあげたいと思うのは、よくわかります。とはいえ、子供を元気づけたり、勇気づけたりしようとの思いがゆえの言動が、逆効果になってしまうことも・・・。次の3つの対応に注意していきましょう。

▲「話しかけないとダメでしょ!」などとせき立てる

子供に周りの子となじませようと「話しかけよう」「挨拶しなさい」などと、せき立てていませんか?子供としては「話しかけられない自分がダメ」と言われているように感じてしまうものです。

▲過敏に反応する

子供の気持ちに寄り添おうとするあまり「嫌なクラスだね」「今日も誰も話してくれなかった?ひどいね」などと言い過ぎてしまわないように注意。子供も被害者意識を大きくしてしまい、自ら解決していこうという気持ちが薄れてしまいます。

▲質問攻めにしてしまう

「クラスになじめない」という子供が心配なあまり「友達できた?」「誰かと話せた?」とことあるごとに聞いてしまうこともよくあるもの。そうすると子供も負担感が大きくなってしまいます。まるで取調べを受けているような気持ちにもなってしまうため、注意しましょう。

クラスになじめない子供を勇気づける保護者にできる5つのサポート

「クラスになじめない」と悩む子供のために、保護者ができることはどんなことがあるでしょうか? 上のNG対応にあったような過度なアドバイスや、質問攻めではなく、共感やコーチングのような寄り添いが基本です。次の5つのサポートを心がけていきましょう。

1 解決策を示すのではなく、気持ちに寄り添う

大人としては、ついすぐにアドバイスをしてしまいがちになるものですが、まずは共感を示すことが最重要! 「そっか、それは不安だよね」など、まずは子供の気持ちに寄り添うようにしましょう!!

なお、共感を示す方法は難しく考えなくて大丈夫。子供が話した言葉をオウム返しで繰り返すだけでも、子供は安心するもの!これは傾聴と呼ばれるものになります。オウム返しにしたり、少し別の言葉で言い換えたりすることで、子供も自分の気持ちを整理することができます。

2 最初はなじめなくて当たり前!無理して合わせないでいいことを伝えて!

子供は、クラスになじめないことに必要以上に焦りを感じてしまうもの、、、でも、新しい環境は誰しも「慣れない」と感じるもの。親まで「早く友達つくらないとね」などと焦らせないようにしましょう

子供にとって、クラス替えは、固定化した人間関係をリセットする意図もあること、そのため最初はなじめないことは当たり前であることを伝えて安心させてあげるようにしましょう。

また、子供は、「なんとかなじまなきゃ」と周りに合わせてしまうことも往々にしてあるものです。でも、それだと後々自分のペースや個性と違って苦しくなってしまうことにもなりかねません。子供には「自分のままでいいんだよ。そうすると、自然と気の合う子がわかってくるはず」と伝えてあげられるとよいですね。

3 「やれるかも」と思える小さな作戦で背中を押す

子供の気持ちに寄り添い、子供も安心した様子が見えたら、少しずつアドバイスをしてあげるといいでしょう。繰り返しになりますが、共感を示すことのないままにアドバイスをしても「親はわかってくれない」と子供も心を閉ざしてしまいかねないため注意が必要です。

子供へのアドバイスは、やってみようと思える小さなことからトライさせるのがおすすめです。「朝、挨拶してみよう」「近くの席の子に話しかけてみよう」「同じアイドルが好きな子に誰が好きか聞いてみよう」など、「これならできるかも」と極限までハードルを低くしたトライを示せると、一歩を踏み出す勇気も持てるものです。

間違えても「明日は全員に話してみよう」「今週中に友達を3人作ろう」など高すぎる目標を設定してしまわないように注意しましょうね。

4 新しいクラスで子どもができていることを見つけて褒める

クラスになじめない子供は、「友達ができない」「グループに入れない」「嫌な子がいる」など「できていないこと」にばかり目を向けて落ち込みがちなものです。そのため、親が少し目線をかえてあげられるようにするとよいでしょう。

その際にぜひやっていただきたいのが、新しいクラスで子供ができたことを見つけて褒めてあげるということ。朝、挨拶ができた、班の子と話せた、これまで話したことのない子と話せた……など、小さなことでもOK。そうすることで、子供も新しいクラスでのポジティブな面に目を向けられるようになり、「明日もやってみよう」と勇気づけられるはずです。

5 保護者や兄弟の体験談を伝えるのも効果的

子供は、「クラスになじめない自分はダメなんじゃないかな?」と劣等感を抱きがちなものです。でも、新しいクラスで戸惑うのは多くの人が通る道。そのため、「あなただけじゃないよ」というメッセージを発することで、子供も心を軽くすることができます。保護者自身や兄弟の体験談などもぜひ話してあげてみてくださいね。

大人目線ではなく、子供それぞれの成長を焦らずに見守って

「新しいクラスになじめない」と悩む子供の姿を見るのは、保護者の胸も苦しくなるもの。でも、それは子供にとって試練であると同時に大きな成長のチャンスでもあります。「どう接すればいいか」「どうしたら人間関係を築けるか」と試行錯誤し、壁を乗り越えていくことで、子供は社会性も協調性も大きく伸ばしていけるものです。保護者は、自分の心配な気持ちをぐっとこらえて、長い目で焦らず見守るというスタンスを大切にしましょう。

また、忘れずにいたいのは「どうしても辛いときは休んでOK」ということも伝えてあげること。逃げ道も示してあげることで、子供も一歩踏み出す勇気が持てるものです。
そして、もし「クラスになじめない」という状態が長期化・深刻化しそうなら担任の先生などに相談してみましょう。先生方は、子供の様子を知っておきたいと思ってくださっているものなので「こんなことで相談して迷惑にならないかな?」と気おくれする必要はありません。

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