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紅葉のヒミツ

紅葉のヒミツ

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こんにちは。エネフィのおばあちゃんじゃよ。だいぶ夜が冷えてきてるけどみんな体調崩してないかの。気温差激しいから体調管理しっかりすんじゃよ。

今日みんなにお話ししようと思ったのは紅葉についてじゃよ。今年は久々に9月に富士山が初冠雪したそうじゃな。

夏が終わって若い子は寂しさもあるかもしれんが秋には秋の楽しみがあるってもんじゃな。

紅葉の色についてお話するぞよ。

秋のイメージを色に例えると、栗、お芋、柿・葡萄など収穫の色、紅葉や落葉の色といったところが想像できるんじゃないかの。

具体的な色を言うと、

茶色・赤色・橙色・紫色・黄色など暖かく深みのある濃い色といったところかの。

今言った色が食卓にならんだり、毎日行き交う道で目にしたりする事によって季節の移り変わりをすんなりと受け入れられて気が付けば秋が近くにいる感じがすると思うんじゃ。

その中でひときわ気になる秋の色が紅葉の色じゃ。

秋になると、まるで魔法をかけたみたいに一気に色づき、それは見事なものじゃよね。カエデは、世界で200種類、日本には30種類くらいあるそうじゃ。

他にもイチョウ・カツラ・クリ・クヌギといった多くの種類の紅葉がありますな。

人を虜にする色。その秘密を探ってみたぞよ(^-^)

広葉樹は、

春から夏の間さかんに光合成を行なうんじゃけど、この中心的役割を担っているのがクロロフィル(葉緑素)じゃ。

クロロフィルは、太陽の光を利用して栄養素であるデンプンを作るんじゃよ。 このクロロフィルの働きが、葉を緑色に見せているんじゃ。

秋になると、光合成の効率が悪くなってこのままだと栄養が行き渡らないだけではなく、葉裏からの水分の蒸発などで木が弱ってしまう。

そこで、エネルギーを節約するために木は、葉を落とす準備を始めるんじゃ。

葉の付け根に、離層という薄い膜をつくり養分や水分の行き来を出来ないようにするようじゃ。

するとは葉は、枯れはじめクロロフィルが分解される事によって葉の緑色は、薄くなっていくそうじゃ。

赤くなるのは・・・

赤色色素、アントシアニンの色だそうじゃ。

今まで通り光合成によって作られたデンプンは葉の中に溜まっていって分解されて糖に変化し、この糖から赤色のアントシアニンが作られて赤く色づいていくのじゃ。(カエデなど)

黄色くなるのは・・・

黄色の色素、カロチノイド。黄色く変化する葉の細胞には、アントシアニンを作る酵素はおらんそうじゃ。

カロチノイドは、クロロフィルとセットになって葉の中にある色素のようじゃ。

クロロフィルが分解されて緑が薄くなるに連れて黄色く色づいて見えるのじゃよ。(イチョウなど)

美しい紅葉の条件って??

  • 一年を通して寒暖の差があるだけではなく、一日の中での気温差もあること。
  • 空気が澄んでいて、葉が充分に日光を受ける事が出来るところ。
  • 湖や川などが近くにあり適度な湿度のあるところ。

 

だそうじゃ。

まさに、心が洗われるような場所と言う事じゃな(^-^)

この様に考えると紅葉ってもっともはかなく美しいものって思えてきたの。

今年も、秋の色のハーモニーを楽しみたいものじゃな。

折角、季節のある日本にいるんじゃから、ちょっと足を伸ばして紅葉を見にいくのはどうかの?

みんな体調に気を付けるんじゃよ。では、ごきげんよう。(^-^)

 

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