シロッコファン（整流板付き）
羽根車に幅の狭い羽が多数ついているもので、フードにたまった煙を遠心力のような力で吐き出すタイプのもの。
外風の強いところやダクト排気に向いています。IHヒーター対応レンジフードは、レンジフードカバーが煙の誘導流を作る仕組みです。
最新のモデルは、シロッコファンの室内側に整流板と呼ばれる金属製の平板がついている商品が主流となっています。
整流板付近の吸い込み口を挟めることにより風量をUP（吸い込み量が従来の約1.5倍）させる設計になっており、掃除機のアダプターを細く小さいものに変えて風量をUPさせる隙間現象を利用しています。
また、吸い込む前に油分を含んだ湯気が、最初に整流板にぶつかり付着することから普段はその整流板をお掃除するのみとなり、従来品に比べシロッコファン本体に付着する油分や汚れを軽減させる役割が整流板にはあります。
プロペラファン
扇風機の羽と同じようなプロペラファンが外壁に取り付けられているのが、直接排気式の換気扇。取付が簡単で排気量も多いが、モーターの能力に限界があり、外風に弱く排気ダクトなどの抵抗があると極度に風量が減少します。
シロッコファン（マントルタイプ）
対面フラット型キッチンやアイランド型キッチンの登場により、天井の梁にボルトで固定するタイプが出てきました。性能的にはシロッコファンと変わりませんが、捕集率は100％ではありません。価格も高くデザイン性優先のファンと言えます。
