3月は防災訓練があったりと「防災」について考える月。
今日は、そんな防災について『女性目線』で紹介するのじゃ。
女性向けの防災グッズ?
避難所ではなかなか声を上げられないデリケートな問題もありますので、少しでも不安や心配を取り除けるように、しっかりと準備しましょう。
女性ならでは悩みや不安もありますよね。個々によって、必要なものは違ってきますので必要だと思ったものはすぐに避難リュックに入れるように
していきましょう。
生理用品
とても気になるのが生理用品ですよね。
災害時に周期が違うのに地震での不安や緊張・ストレスで生理バランスが崩れ、突然生理になったという方もいます。
用意する量としては、最低1周期分があると安心でしょう。かさ張りがちなので、薄型長時間用ナプキン・タンポンがおすすめです。
ただ、肌に合う合わないがあると思いますので、普段使っているメーカーなどで用意しましょう。
また、圧縮・密閉して用意するのもおススメです。下着が替えられないときは、おりものシートをこまめに使うと数日は同じ下着でも耐えられます。
中の見えない消臭ゴミ袋
生理用品などは中の見えない消臭ゴミ袋に入れて密閉して捨てましょう。
用意が少ないと、生理用品を取り替える事を躊躇し不衛生になりがちですので、十分用意しておくと安心です。
マスク
倒壊した建物やがれきの影響で舞う粉塵・埃っぽさや、避難生活における感染防止のためにマスクは必須です。
特に女性にとっては化粧ができない場合のすっぴん隠しにも使えます。
保湿剤や化粧品等
こんな非常時に化粧品!?と思うかも知れませんが、埃っぽさや乾燥での肌荒れあかぎれ防止に使います。
肌がデリケートな女性は多いので、乾燥→かゆみ→掻いた傷からの感染症等の恐れがありますので、オールインワンクリームなど保湿剤を用意しましょう。
また、必要な方は気になる部分の化粧品(アイブロウ・口紅・ベースメイクなど)も入れておきましょう。
すっぴんでいること、コンプレックスを隠せないことへのストレスを強く感じる女性も多いです。
完璧なお出かけ用のフルメイク!とかでなければ周りから浮くこともないので、最低限使いたい化粧品があるといいと思います。
赤ちゃん用おしりふき
入浴できない場合の身体拭きにおすすめですし、赤ちゃん用のおしりふきは肌に優しいので、デリケートゾーンも清潔に保つことができます。
普通のウェットティッシュ程の薄さの物が多いですが、しっかりと拭きたい方は厚手のタイプがおすすめです。
カップ付きインナー等の下着
最近利用者が多く人気のカップ付きインナーがあると便利です。価格も安い物では1,000円前後で購入できるのでお手軽です。ブラジャーと下着を別々に用意する必要もなく、窮屈に締め付けないので、避難生活では重宝しました。
また、避難生活では洗濯も難しいので、ショーツも多めに準備するのがおすすめです。使い捨てタイプもありますし、個人的には非常時しか使わないのでワゴンにあるセール品などで良いと思います。
髪ゴム
何気ない物ですが、髪が長い女性にとっては重要です。髪を結べないといつも以上に鬱陶しく思ったり、洗髪できないときには特にストレスがたまります。また必要な物を束ねたり、袋の口を縛ったりなど、使い道も多いのでバッグに入れておきましょう!
ちょっとした豆知識♪
ハンカチで作る簡易生理用ナプキン
作り方・使い方
- ハンカチやタオルハンカチ(できれば肌に優しい綿素材)・ティッシュや余り布を用意
- ハンカチの上に重ねたティッシュを両方から包み込む
- 包み込んだら裏返しにし、ショーツにあてる
※もしラップがあればショーツにラップを敷いた上に、このナプキンを乗せると簡易防水できます。
(ラップの活用法もまとめています。参考にどうぞ)
非常に簡易的なものになりますが、何もない時に緊急用に知っておくと便利かと思います。ちゃんと防災グッズとして生理用品を用意していても、避難時に持ち出せない場合もあります。また、用意してた分では足りないこともあるかもしれません。
もし困っている女性がいたら、生理用品を分けたり、このような方法を教えてあげましょう。
災害時は周りの方々との協力が不可欠です。その際は、どうしても同性でしか分からない悩みや不安もあると思います。お互いに声を掛け合い、助け合うことで、みんな一緒に避難生活を乗り越えましょう。
引用:クマモトニ・熊本に
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