こんにちは、エネフィのおじいちゃんじゃ。


「地震が来たら机の下に隠れる」

そう教わった人も多いのじゃないかな?

今は、それが正解じゃないとか、いや、正解だとか・・・・

地震が来た時の対応について豆知識をお伝えしようかのう。。。

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机の中に身を隠すことは正解でもあり不正解でもある

これは、どういうことかと言うと・・・

その建物の状況や机のタイプ、地震の強さやタイプなどによって、全く変わってきてしまう、ということです。

また、自分の要る場所などによっても変わります。

机の下に隠れることは悪い事ではありませんが、場所によっては、それが逆に自分の身を危険にさらすことにもなる、ということです。

自分が今、居る建物、自分が今居る場所などなどあらゆる面からその場その場で臨機応変な判断を下すことが大切になるのです。

例えば・・・

〇頑丈な建物の中→

落下物から身を隠すという意味で、机の下に身を隠す行動⇒〇

〇耐震強度の低い古い建物の中→

建物ごと倒壊し、机ごとつぶされてしまう可能性も0ではないため⇒×

隠れても危ない机もある

隠れて安全な机は、当然のことながら「頑丈な机」です。

頑丈でない机や、折りたたみ式の机などに隠れても、震度7などの強い地震の場合、机ごと吹き飛ばされてしまったり、机ごと押しつぶされてしまう可能性があります。

そのため、すべての机が安全とは限らないという点も覚えておきましょう。

避難経路を作ったほうが良い場合も

机の下に隠れるのではなく「避難経路」を確保したほうが良い場合もあります。

例えば、建物によっては、倒壊の危険性があったり、1階部分がつぶれてしまう可能性もあります。

机の下に隠れていた場合、そのまま脱出することが出来なくなってしまったり、ということも考えられますし、最悪の場合は火災やガス漏れなどで、生命に危険が及ぶ可能性もあります。

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地震発生10分間の行動(例)

ここで、地震が発生したら10分間でとるべき行動を例にとってみてみよう。

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~1分 身の安全を確保する

揺れがひどくても物が落下してこない場所はありますか?

家具が倒れてこない場所は確保していますか?

落下してこない、倒れてこない場所に身を隠しましょう。

クッションや座布団などで頭をおおって安全を確保しましょう。

家具の下敷きになるかならないかの差は1mや2mの距離の差で起こります。

子供の歩幅で数えても2~3歩で数倍の安全が図れます。

家族の中で揺れなどがあった時の避難の部屋を決めておくのもよいでしょう。

例えばリビングではなく、すぐ隣の和室に逃げる….和室の部屋には建具は無く照明も天井埋め込み型なので安全・・・など

【閉じ込め対策】

地震はいつ起こるか分かりません。

揺れが起こった時にトイレや浴室にいることもあるでしょう。そんな時には次のことを意識して行動しましょう。

□トイレの場合

トイレにいる場合は閉じ込められてしまう可能性が非常に高いです。

揺れを感じたらすぐにドアを開けておきましょう。

用を足している最中の時もありますが、まずはドアを開けておくことが第一避難行動となります。

□浴室の場合

浴室で服を着ている方が珍しいでしょう。

全身が裸である場合の危険には切り傷があります。

窓ガラスや鏡、浴室照明などが割れてしまった時にけがをしない様に備えましょう。

洗面器を使いまずは頭を防ぎ保護します。

そのまま速やかに浴室から出て家の中の安全な場所に移動しましょう。

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2分 靴をはく

一次避難ではまずは逃げる必要があります。

その際に重要なのが靴を確実に履くことです。

一旦、地震が収まり身の安全を確保し終わったら次に靴を履きます。

大きな地震の際には窓ガラスや食器などが割れてしまいます。

家の中のいたるところにガラスや食器の破片が散らかってしまうのです。

足の裏を怪我してしまうと逃げようにも逃げれなくなってしまいます。

◎玄関までの同線の確保

まずは玄関に行き靴を履きましょう。

下駄箱までの動線には割れるものがないように工夫をしておき、緊急避難用の靴の置き場も家族の皆で確認をしておくとより安全です。

◎家の中でも靴を履く

家の中でも靴を履いて行動をします。

外に出たり入ったりする際にも靴を脱いだり履いたりはしません。

時間のロスにもなりますし、怪我の原因にもなります。

5分 出口の確保

いざ外に出ようとした時にはドアが開かない。

地震で建物が歪んでしまいドアなどの出口が開かなくなることがあります。

いつでも避難することができる様に“窓、玄関”の戸は開けれるところは先に開けましょう。

可能であれば複数開けておくと良いです。

避難用具(防災グッズ)は避難時の出口付近に置いておくようにすると安心です。一般的には玄関に置いておければ問題ないでしょう。

しかし、普段から勝手口をよく使う場合や、より安全性が高いと考えられる場合は“より安全”と思われるドアから逃げましょう。

災害時の避難口は家族でもしっかりと共有しておき迅速な非難行動につなげていきたいですね。

7分 火元&ブレーカーの確認

地震の二次災害として多いのが火災です。

一次災害被害よりも二次災害の被害の方が大きいことはよくあることです。

10分 避難をする

各お住まいの地域によって避難経路があります。

地域の避難訓練には参加されていますでしょうか?

  • 集合場所はどこなのか
  • どこに避難するのか
  • 地図はあるのか頭に入っているか
  • 道順は知っているか
  • 組長は誰で連絡先は?

などをよく知っておきましょう。

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災害時には冷静でいられないものです。

冷静な判断の前に避難に対する意識が無ければ危険です。

パニックを起こし冷静な判断どころか誤った行動をとる可能性も高まります。

家族を守るためにも一度家族で会議の時間を取ってみてはいかがでしょうか。

この話し合いが初動の10分行動をより安全にしてくれます。

状況によってはこの順番ではふさわしくない場合もありますが内容の確認は確実にしておきましょう。

家具の固定も非常に重要です。

改めて、自分の家を確認しましょう。

家具固定について→実際に家具の固定、やってみました!(9/9ママゼミ防災に参加したママより)

引用:自然災害対策ネット大地震時の対応マニュアル!家族を守る10分間行動

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