こんにちはおじいちゃんじゃ！新しい年度が始まったな。この春にお子さんが小学校入学を迎えたというご家庭もたくさんあることでしょう。皆さん、ご入学おめでとうございます！
子供の成長は嬉しい反面、保育園や幼稚園と違って小学校には親が一緒についていけなくて心配じゃ。徒歩もしくは電車やバスなど公共交通機関を使って登下校をするので、安全面が心配だなと思われている方も多いはずじゃ。そこでおすすめなのが、「通学路を親子で一緒に歩いてみること」じゃ。
危険な場所やいざというときに逃げ込める場所などをチェックしながら一緒に歩けば、親は安心できるし、子供もどういうところに気をつければいいのかわかって一石二鳥！
今日は、通学路のどういう点をチェックするべきかを具体的にご紹介するぞ。
子供に教えておきたい安全地帯は？
まず、子供に教えておきたい場所は、何かあったときに、すぐに助けを求められる安心できる場所じゃ。
- 交番
- 子供110番の家
- コンビニやファミレスなどいつも明るく人がいる場所
- 図書館や児童館、病院などの公共施設
- 友人や親戚の家
- 商店街などの人通りが多い通り
なんかがあるな。
「何か怖いことや困ったことがあったら、ここに『助けて』って言いなさいね」などと教えておこう。
気をつけてほしい危険な場所は？
通学路では子供のために安全に気をつけてくれることも確かでじゃが、通学路には多くの危険が潜んでいるぞ。できれば子供の実際の登下校の時間に合わせて、親子で通学路を歩いてみよう。昼間は交通量が少ない道でも朝はたくさんの車が走っているような通りや、日中は人通りが多いけれど、夕方は暗く人も少ないという道もあるぞ。
子供と一緒に、通学路に以下のような箇所がないかチェックしながら歩くのじゃ。
- 車がスピードを出して走行する路地
- ガードレールのない歩道
- 管理が行き届かない公園や、樹木が生い茂っていて外から見えない公園
- 空き地や工事現場
- 駐車場
- 人通りの少ない場所
- 塀などがあり見通しが悪い場所 等
車が猛スピードで走る通りはもちろんじゃが、ガードレールのない歩道は、交通安全の観点からだけではなく、犯罪防止の観点からも避けておきたい場所じゃな。ガードレールがない歩道では、突然車の中に連れ込まれる可能性もある。
また犯罪者は、周囲の目を非常に嫌がるから、外から見えない公園や、管理が行き届いていない公園、駐車場など、人の目に触れにくい場所で犯行に及ぶ可能性が高いと言われているそうじゃ。そういった危険スポットには、決して近づかないように言い聞かせておく必要があるの。
また工事現場には危険が多く潜んでいますが、工事車両が大好きな低学年の男の子には魅力的な場所であることも事実じゃ。とくに念入りに「ここには近づかないでね」と教えておこう。
その他通学途中に気をつけることは？
最近は共働き家庭が増えており、下校後は一人で家にいるという子供も少なくない。このような子供をターゲットにした犯罪もあるので注意しなくてはならんの。ランドセルから、これ見よがしに鍵をぶら下げて歩くのは『帰宅後は一人で家にいます』とアピールしているようなものでとても危険じゃ。
鍵は、登下校時には人目につかないようにしておくことや、帰宅した際に鍵やドアの開閉を素早くすることを教えておこう。また、知らない人に話しかけられてもついていかない、人とはいつも一定の距離を置いて接するなどの注意点も教えておかなければならないの。
防犯ブザーを持たせるというもの犯罪防止に有効じゃが、持っているだけで、いざという時使えなかったら何の意味もない。やむを得ず、一人きりで人通りの少ない通学路を歩かなくてはならないときなどは、防犯ブザーをすぐに使える状態にするように言い聞かせておくのじゃ。親も、防犯ブザーの故障や電池切れを頻繁にチェックしてあげることも忘れないようにしましょう。
親子で通学路を歩いてみると、これまで気づかなかったたくさんの危険ポイントや頼りになる存在があることがお分かるの。
また、一度歩きながら言葉で伝えられただけで注意点を全て覚えてしまうのは難しいことじゃ。通学路を一緒に歩いて家に帰ったあとは、通学路防犯マップを作ってみるとさらに効果的じゃ。通学路周辺の地図を用意し、危ない場所、車に注意する場所、助けてくれる安全な場所などを子供と一緒に書きこむんじゃ。
子供が記憶しやすいように、その場所を写真に撮って地図に貼付したり、イラストや色をつけたりするものおすすめじゃ。子供と楽しく「通学路の危険地帯と安全地帯」を覚えることができるな。
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