こんにちは!エネリンだよ(*´▽`*)♪
皆さんはペットを飼ったことはありますか?
ペットは癒しを与えてくれる大切な家族です♪
しかし、ペットの寿命は残念ながら人間よりも短いです。
大切な家族とのお別れはとてもつらいですよね・・・・。
そんなつらい別れを経験して、「もうペットを飼うのは嫌」と思った方もいるのではないでしょうか?
今回はペットとのつらいお別れの乗り越え方、ペットロスの克服の仕方についてご紹介していきます。
ペットロスとは?
まず、ペットロスとは、「最愛のペットを失う喪失体験」を意味します。
「ペットロス」とは愛する者を失えば誰にでも起こる心と体の自然な反応で、決して、病気ではありません。
家族や友人を失うのと同様に、最愛のペットを失った時、心と体は悲しみの過程を体験します。
ペットロスになると、次のような反応が心や体に現れることが多いとされています。
≪心の反応≫
・深い落ち込み・後悔・罪悪感・喪失感・怒り・憎しみ・感覚鈍麻・無気力・希死願望など
≪体の反応≫
頭痛・めまい・眼精疲労・関節痛・胸の痛み・胃の痛み・過呼吸・倦怠感・持病の悪化・睡眠障害・摂食障害・幻聴・幻覚など
ペットロスの際に現れる症状は人によって異なります。
例え、どのような反応が出たとしても、それはペットを愛しているが故です。
愛が一時的に悲しみに形を変えただけなので、自分を責めずにまずは感情を受け入れることが大切です。
ペットロス 回復までのプロセス
ペットロスはいくつかのプロセスを経て、徐々に回復へと向かいます。
回復までの時間は、ご自身が育った環境やペットとの関係性、お別れの仕方など様々な事が影響するため一概には言えません。
ペットと過ごしてきた日々は、誰一人として同じではないはずです。
だからこそ、周囲の方と比べることなく、焦らず、ゆっくりと自分のペースで向き合うことが大切です。
≪回復までのプロセス≫
ターミナル期
余命が宣告され、不安や絶望感に襲われるでしょう。しかし、ターミナル期とは、飼い主の方が別れに対して「心の準備」をする重要な期間です。
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最愛のペットの死
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衝撃期
ペットが亡くなった直後は心身に防衛反応が働き、一時的に感覚が麻痺し現実のものと受け入れることが出来なくなります。しかし、これは自分を守るための正常な反応です。身体に現れる具体的な症状としてはパニック、希死念慮、号泣、苦悶、不眠、摂食障害などがあげられます。
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悲痛期
時間が経過し、死が現実のものと理解できるようになります。それによって悲しみはより一層深くなり、絶望、後悔、罪悪感、憎しみ、怒りなどの感情も表れるでしょう。
この時期に感情を抑圧すると、重度のペットロス障害に陥る可能性があるので注意が必要です。
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回復期
徐々に楽しかったことを思い出せるようになってきます。
*悲痛期と回復期を繰り返しながら、再生期へと向かいます。
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再生期
亡くなったペットに感謝をし、喪失体験を肯定的に振り返ることが出来るようになります。
ペットロスを克服するためには?
ペットを失った時、飼い主の方はあまりのつらさに「ペットロスを乗り越えなくては!」と思い、克服方法を模索するのではないでしょうか?
しかし、最愛の存在、大切な家族を亡くしたのです。
その悲しみは克服しようとしてもなかなか難しいのではないでしょうか。
悲しみは乗り越えるのものではなく、受け入れていくものなのです。
まずは思い切り悲しんで、そして大切なペットの生きた証、生き様をしっかり受け入れ、心に生かしていくことが大切です。
ペットが心で生きていることを実感できると、ペットロスは自然と克服できます。
それでもつらいときは・・・?
「頭ではわかっていてもどうしてもつらい・・・」そんなときの対処法をご紹介します。
思い切り泣く
「泣く」という行為には睡眠以上に人間の精神を安定させる効果があります。
大切なペットと過ごした日々を思い出し、思いっきり泣くと気持ちがすっきりするでしょう。
その時に注意することは、マイナスの感情から生まれる涙で泣かないこと。
後悔などで泣くのではなく、愛犬と過ごしたかけがえのない日々を思い出しましょう。
つらいですが、泣き終わったころにはきっとすっきりしているはずです。
話を聞いてもらう
信頼できる人に話を聞いてもらうことも、つらい気持ちを緩和させる一つの方法です。
特にペットのことを知っている存在であれば、共感して親身に話を聞いてもらえるでしょう。
自分だけでは解決できない気持ちも、吐き出して受け止めてもらうことで、すっきりするかもしれません。
集中できるものを探す
仕事や趣味、勉強など、何か集中できることを探すことも有効な手段です。
夢中になって取り組めることがあると、自然とつらい気持ちになる頻度も減っていきます。
特にスポーツなどの体を動かすことが非常に効果的です。
おわりに
大切な家族を亡くした悲しみは乗り越えようとしても難しいと思います。
無理に忘れようとするのではなく、焦らず自分のペースで悲しみと向き合うことが大切です。
そして何よりも大切なことは自分を責めないことです。
ペットの死に向き合い、ペットと過ごしたかけがえのない思い出を噛みしめることで、大切なペットがあなたの胸の中で生き続けることになるでしょう。