こんにちは!おばあちゃんです。
日差しが強くて、湿度の高い日本の夏は
とにかく熱い!!!
冷蔵庫の中には、たくさんの水分を常備してる家庭も多いかと思います。
今日は夏に注意しておきたい!
腐りやすい飲み物と、腐りにくい飲み物についてご紹介します。
「麦茶」は腐りやすい!?
麦茶は他の清涼飲料水とちがい、保存料・甘味料等の添加物が一切含まれておらず、カフェインやタンニンも含まれていない自然飲料です。
子ども達に、夏の水分補給として飲ませるのにも最適な飲み物ですね。
どうして麦茶は腐りやすいの?
麦茶は「茶」とついてはいますが、ウーロン茶や紅茶とちがって、茶葉は使われておらず、大麦の種子が原料です。
麦を焙煎する工程で出るデンプン質・糖質・たんぱく質が、水やお湯と溶け出して、あの香ばしい美味しさの成分になってるそう!
しかし、そのデンプンが菌にとって大好物のようで・・・
麦茶の腐りやすい理由ともなっているんです。
✅菌の餌にもなるデンプンが含まれているため
✅殺菌作用のあるカテキンを含まないため
腐りやすいお茶とそうでないお茶
腐りにくいお茶はカフェインが含まれているので
子供は避けた方が良さそうですね…
とくに夏場は「常温保存」にはしないこと!
エアコンをつけない夏のキッチン周りは30℃を超えることもあります。
菌の増殖は30℃~50℃の温度が最適とも言われていて
殺菌効果のあるカテキンの含まれていない飲み物にとって、常温では日持ちさせることはとっても難しいんです。
冷蔵庫で冷やしていても、5日でカビてしまうことも・・・
定期的に入れ替えたり、状態をチェックしましょう!
飲み物が腐っている時の状態
とろみが出た麦茶は、身体にも影響を及ぼすレベルなので、
味や匂いに変化があることが、腐っているサインです。
下記のチェック項目で、一つでも当てはまったら惜しまずに捨てましょう!
✅ カビが生えている
✅ 酸っぱくなっている(変な味がする)
✅ ぬめり気・とろみがある
✅ 匂いが変わっている
基本は「冷蔵庫保存」
《水出し麦茶》
水を入れたらすぐに冷蔵庫に!
《煮出し麦茶》
できるだけ早く粗熱をとることで、最近が繁殖しにくくなります。
煮出したあとは、そのまま常温で放置せず、氷水が入ったボウルなどで冷やしたあと、早めに冷蔵庫へ入れましょう!
※いずれもティーパックを入れたままでの麦茶の保存は避けてください。時間と共に質が劣化し、腐敗につながりやすくなります。
持ち歩き対策
ペットボトルなどで、開封した飲料はより腐りやすいです。
口をつけて飲むと、口の菌が入ったり、空気中の菌が入ることもあります。
《ペットボトル飲料》
開けたら、なるべく早めに飲み切りましょう!
コップについでから飲むと、口から入る菌に関しては軽減されます。
全国飲料連合会によると、
開栓後2割で菌が発生し、口をつけて飲んでらその2.5倍の5割で菌が発生するとか・・・
《自宅で作った麦茶等》
保冷できる水筒やマグ(サーモス・リッチェル等)をなるべく使いましょう!
麦茶は鮮度が大事!
夏の飲料水といえば麦茶!と思う人も多いかもしれませんが
「腐りやすい飲み物」ということをしっかり頭に入れておくことが大切です。
冷蔵庫での保管や、なるべく早く飲み切ることを意識しましょう!