最近は雨も多くて
梅雨の時期特有のじめじめ感・・・
嫌になるときもありますよね。
そんな時こそ、梅雨の時期だからこその楽しみを見つけようと、
お散歩していたら・・・・
青、紫、ピンク・・・色とりどりのとっても綺麗な紫陽花が咲いていました。
今日は紫陽花の豆知識をお伝えしますね。
なぜ紫陽花の色は違うのか?
紫陽花には赤色系統の色と、青色系統の色を分かれていますよね。
なぜ違いがあるか、皆さんは知っていますか?
その違いは、紫陽花が植えてある根っこの部分の土が
酸性かアルカリ性か中性かによります。
◆酸性→青色系に
◆アルカリ性・中性→赤色系に
土の性質によって、色が変わるなんて素敵ですね。
酸性、アルカリ性はどうやって決まるんでしょう?
実は紫陽花の色は元々赤色系なんです。
赤くなるのは、アントシアニンという赤い色の色素が
花びらにあるからだと言われています。
アルカリ性や中性だと影響はないのですが、
土の中には微量なアルミニウムが存在しており、
溶けだしたアルミニウムを養分や水分と一緒に根っこから吸収します。
吸収したアルミニウムがアントシアニンと結合し、
化学反応を起こし、酸性になります。
そうすると、青色系の紫陽花になるんですね。
あじさいの生産農家さんは、色をより鮮やかに発色させるために土や肥料と調整しています。
お家でガーデニングする方の中には、土壌改良材を使用して、
綺麗な紫陽花の発色を楽しんでいる方もいらっしゃるようですね。
雨の日も続き、じめじめ、時に肌寒い時もありますが、
梅雨ならではの植物を楽しんでみても良いかもしれませんね。
それでは、皆様お身体に気をつけて。