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こんにちは!エネフィのお母さんです。

みなさん、ご存知ですか!?

紫外線が強いのは夏だけではありません。

5月になると紫外線量が真夏並みに上昇し、曇りの日でも雨の日でも降り注いできます。

今月、お子様の運動会がある方、要注意ですね!

気象庁が毎年発表する年間日照時間のデータでは、浜松市、静岡市、御前崎市が全国トップ5の常連となっています。

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紫外線を上手にガードするテクニックを伝授!!

紫外線を知る

紫外線(ultraviolet=UV)とは

太陽光線は約8分で地球に到達します。地球を包んでいるオゾン層を突き抜けて地表に届く光線は、波長の短い紫外線(290~400nm)、可視光線、赤外線など。

紫外線は波長の違いからA波(UV-A=320~400nm)、B波(UV-B=290~320nm)に分けられます。

A波

地表に届く紫外線の90%以上がこのA波。皮膚の深部にまで届き、気づかないうちに肌へ悪影響を及ぼします。

B波

強力なパワーがあり、肌の表面が真っ赤になったり、水膨れになったりするなど、日焼けの原因になります。

紫外線は、波長が短いものほど強力なエネルギーを持ち、B波はA波よりずっと強い刺激を皮膚に与えます。

さらに強力なC波(UV-C=200~290nm)はオゾン層に守られて地表に届いていませんが、近年、環境汚染によるオゾン層の破壊により、人体への影響が危惧されています・・・・怖いですね・・・

キャプチャ

 

紫外線の良い点・悪い点

良い点<GOOD>

体に紫外線を浴びる良い点は、体内にビタミンDが生成されること。

ビタミンDはカルシウムやリンと結びついて骨や歯の発育を促進してくれます。

悪い点<BAD>

一方、悪い点は体内の細胞に傷をつけてしまうこと。傷ついた細胞は2日ほどで修復されますが、傷が何度もつくと体に悪影響が出てきます。

肌で言えば「シミ」「シワ」の原因に。また、傷ついた細胞が皮膚がんへと変化することもあります。

さらに、目の内部に入り込むと、白内障になるケースがあります。

紫外線から肌を守る!

○外出時には日傘か帽子でガードする

○日焼け止めをこまめに塗る

○屋内に入ってくる紫外線にも注意を

○とくに海や山に行くときは厳重な対策を

Q:屋内なら紫外線は入ってこない?

A:B波は窓ガラスでカットされますが、A波はガラスを通して屋内まで入ってきます。B波と比べて力の弱いA波ですが、一年中地表に届いているので注意しましょう。軽めの日焼け止めを塗ったり、窓ガラスにUVカットフィルムを貼ったり、UVカット加工のレースカーテンを使用するなどの工夫が必要です。

Q:すでにシミがあるので対策は遅い?

A:紫外線のB波はパワーが強力で、肌にシミを作ります。一方、A波はB波に比べて新しいシミを作る力は低いですが、今あるシミを濃くする力はB波よりも強いことがわかっています。今のシミをこれ以上目立たせないためにも、対策が必要。10時~14時は紫外線が強いので注意が必要です。

Q:肌の対策は日傘だけでもいい?

A:日傘は直射日光の90~95%をカットしてくれるので有効です。ただし、紫外線はアスファルトやビルの壁などで乱反射するので、日焼け止めも併用しましょう。ちなみにUVカット加工は2~3年で効果が薄れる事をお忘れなく。

紫外線から目を守る!

○紫外線の強い10~14時はとくに注意

○外出時にはサングラスをかける

○色の濃すぎるサングラスは逆効果

○つばの広い帽子を深くかぶる

Q:目への影響はそんなに大きいの?

A:紫外線対策というと、シミやシワ予防など美容の観点からの対策になりがちですが、紫外線が原因となる目の病気には「紫外線角膜炎」や「白内障」があります。白内障は悪化すると失明に至ることもある病気です。

Q:目も守るために効果的なのは?

A:サングラスが有効です。ただし、色や形が重要。まぶしいからと色の濃いサングラスをかけていると、視界が暗くなるので瞳孔が開きます。そこに、フレームと顔の隙間から紫外線が入り込んでしまうと逆効果に。形はなるべくレンズ面が大きく、周りから光が入りにくいものを選びましょう。

Q:曇りの日なら対策しなくていい?

A:曇りの日でも快晴時の70~80%の紫外線が降り注いでいます。雲の切れ間から時折、太陽が顔を出す事もあります。とくに10~14時は紫外線量が多いので注意が必要です。雨の日でも快晴時の30~40%あります。

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子どもの紫外線対策

世界保健機構(WHO)では、18歳未満の日焼けは皮膚がんや白内障の発症リスクを高めたり、免疫機能の低下を引き起こしたりすることから、子どもの紫外線対策の重要性を呼び掛けています。日本では、1998年から母子健康手帳に「日光浴」の記載が消え、日陰で行う「外気浴」が推奨されるようになりました。

子どもは大人に比べて細胞分裂が盛んなため、傷ついた遺伝子が間違って修復される可能性は高く、同じ紫外線量でも、子どもの頃に浴びるほど影響が強いと言われています。

最近は子ども向けのサングラスもバラエティー豊かになってきているので、外で遊ぶ際は子どもにサングラスと帽子を身につけたいものです。

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これからの季節、海や山はとくに注意が必要ですね!!

紫外線を気にし過ぎて、家に閉じこもっているより、外に出て、自然の空気の中で、たくさん遊ぶためにも、紫外線対策をしっかりして家族やお友達とこれから来る夏を楽しみましょう♪

参照元:読売家庭版5月

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