こんにちは~エネフィのおばあちゃんです
今日は虹のメカニズムについて特別に教えてあげようかの~
虹の正体
虹の正体それは、「太陽の光」なのじゃ!
雨上がりに架かるイメージがありますが、いつでも見られるわけではありませんよね。
虹が出るためには、「太陽の光」と「雨粒」が必要なのです!
太陽の光は白っぽく感じますが、実は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の色が混ざったものです。
そして、光には「水の中を通ると折れ曲がる」という性質があります。
太陽の光が雨粒に当たって折れ曲がるとき、色によって曲がる角度が違うので7色に分かれるのです。
それがアーチ状に見えることで虹になるのです!
虹の発生条件
虹の正体は、雨粒に反射した太陽の光なので雨と太陽の光が無いと、虹は現れないということです。
たとえ雨が上がっても、どんよりして日が差し込まなければ、虹は現れないんです。
虹が現れるには、「晴れ→雨→晴れ」の空模様が絶対の条件です。
また「角度」があります。太陽の進む方向に対して、角度が42°になる場所に虹は現れます。
夏の日中など、太陽の高度が50°以上のときに見ることはできません。
そんな条件さえ知っていれば、現れる瞬間をピタリと言い当てるのも難しくないかもしれません。
虹が見やすくなるタイミング
虹の発生条件をまとめると
①太陽の光がある
②空気中に雨粒がある
③太陽と反対方向
④太陽の進む方向から42°の角度
この4つの条件があるところに虹は現れます!
簡単に言えば、太陽の高度が低くなる朝や夕方、夕立や天気雨の後に、太陽と反対の方向に虹は現れやすいということです。
夕立のとき、太陽は西にあります。夕立を降らせる積乱雲はさほど大きくなく、たいていはすごい速さで西から東に動きます。
夕立が通り過ぎて自分のいる場所が晴れたとき、太陽を背にして雨雲が通り過ぎた先を見ると、そこが雨のスクリーンになっていて、虹が見える可能性があるのです。
おうちで虹を作ってみよう!!
まず大事な条件は、よく晴れていること。
そして太陽を背にして立ったら、前に向かって水をまいてみてください。
できるだけ水が細かい粒になるように、霧吹きを使うか、シャワータイプの口にするか、ホースの先を指でつぶしましょう。太陽が高い位置にあると、光が進む方向に対して42°を作りにくいので、午前中の早めの時間か、午後の太陽が少し傾いた時間がおすすめです。
虹ができないときは、水を出す高さを調整してみてましょう。太陽が高めのときは、足元付近の低い位置に虹が現れるでしょう。
虹には夏っぽいイメージがあるかもしれませんが、一年中でつくることができます。ぜひお子さんと一緒に虹探しや小さな虹づくりを楽しんでみてくださいね。