今日は102歳のおばあちゃんが夢を叶えたお話。
アメリカ・ミズーリ州に住むエディー・シムズさんは、102歳にして初めて「人生のやりたいことリスト」の一つ、「手錠をかけられてパトカーに連行される」という夢を叶えたそうです。
シムズさんを乗せたパトカーが向かった先は警察ではなく、高齢者センター。
実はシムズさん、この高齢者センターに入居している人たちのために、これまで何年も手作りグッズを贈ってきました。歩行器につけるバッグや、メガネ入れ、枕、スカーフといった品々を、ボランティアを通してセンターに寄付してくれました。
しかし、センターの入居者たちは一度もシムズさんに直接会ったことがなかったそうで、パトカーでシムズさんをセンターまで連れて行こうという話になりました。
102歳になるまで一度もパトカーに乗ったことがなかったシムズさんは、それを聞いて大喜び!
「パトカーに乗せてもらえるなんて、素晴らしいわ。よかったら手錠もかけてくれないかしら?」
願い叶って、手錠もかけてもらえたシムズさん。
センターで、シムズさんはビンゴを楽しみ、手作りの靴下とスカーフをその場にいる人たちにプレゼントしたそうです。
102歳という年齢で、高齢者へギフトを贈り続けるシムズさん。同じ様に人を助けたいと願う人たちにこんなアドバイスをしたそうです。
「今やっていることを続けなさい。それが何であろうと止めてはいけません。地域の人たちを助けてあげてください。手を差し伸べ、話をする相手にとって、あなたがその日ただ1人の話し相手だということもありますから」
人は手を取り合って、支えあいながら生きていくもの。
家族や友人だけでなく、地域の人たち、日本中の人たち、世界中の人たちに、優しい気持ちを繋げていきたいですね。それではみなさん、お体にお気をつけて。