『家計費削減!新電力の仕組みを知って光熱費削減&省エネ術を学ぶ』
のママゼミに参加してくれたママより感想です!
6月16日、10時より、
エネジン株式会社別館3階にて、講座が行われました。
【電力の自由化の基礎知識について】
【省エネ講座】
【エアコンの手入れについて】
以上の3つについて、お話しいただきました。
電力の自由化の基礎知識について
2000年以降、特別高圧・高圧部門の電力使用量の大きい需要家を対象として、
自由化がスタートしています。
2004年以降は、中規模需要家が対象となりました。
そして、2016年以降は、一般の家庭でも自由化が可能となり、
地域外の電力会社、新電力会社などが選択できるようになりました。
つまり、2018年の今は、私たちはどの電力会社から電気を供給してもらうかを選べるというわけです。
その際、どの電力会社を選んでも、同じ送電線を使っています。
ただ、ある電力会社からある家庭に直接電力が送られるのではありません。
以下のように家庭に送られます。
①様々な電力会社から作られた電気が一か所に集められます。
複数の水道が、ひとつのプールに注がれている様子をイメージしてください。
②そのプールから、混ざりあった水が各家庭にある水道から水を出します。
このように、各家庭に電気が運ばれるのです。
ということで、どの電力会社で発電された電気か区別することなく届けられるのです。
ここで、不安になる点があると思います。
「え、電気をひとつに集めてしまって、電気の質は大丈夫なの?」
既存の送電線を利用していますので、問題ないのだそうです!
「停電の心配は?」
こちらも心配ありません。
つまり、
「今までと同じ送電線を利用して心配なく電気が使える、
さらにどの電力会社から電気を供給してもらうかを選べる。」
これが、「電力自由化」ということなのです。
送電線さえつながっていれば、遠くの発電所の電力を買うことができるなんて、すごいことですね。
***
さて、「電力自由化」になったのであれば、
ママたちが考えることは「できるだけ安く電気を買いたいな。」
ということではないでしょうか。
そこで、早速実践です。
「電気料金はどのような仕組みなのか?」
電卓を片手に、教えていただきました。
電気料金は、
A基本料金
B電力使用料金
C燃料費調整額
D再エネ賦課金
の4つで構成されています。
【A基本料金】
それぞれの電力会社で決められている基本料金があります。
その基本料金に、使用している10Aごとに料金がかかります。
例えば、基本料金が280.80円で、30Aを使用している家庭であれば、
280.80×3=842.40円
と言う計算になります。
【B電力使用料金】
ちょっと難しいのが、この「電力使用料金」です。
これは、使ったkWh(キロワットアワー)に応じて
3段階に単価が設定されており、それぞれ分けて計算する必要があります。
例えば以下の設定だとします。
第1段階(~120kWh)…20.68円
第2段階(~180kWh)…25.08円
第3段階(301kWh~)…27.97円
これが、使用料によって計算されます。
ある月に、374kWh使用したとします。
これは、第1段階の120kWhも、
第2段階の180kWhも超えています。
ですので、
120×20.68
180×25.08
という計算が必要です。
最後に、第3段階のところです。
374kWhは、301kWhを74kWh超えています。
そこで、
74×27.97
という計算が必要です。すべてを足すと、9908.18円です。
以上の3つの計算で電力使用料金が確定します。
(以上のように使えば使うほど単価が上がります。
省エネや、使用する電力会社の見極めが重要ですね!)
【C燃料費調整額】
たいてい値引きされています。
【D再エネ賦課金】
たいていいくらか追加されています。
以上A~Dを合計した金額が、電気料金になります。
すごく難しく聞こえますが、
お手元に電気使用料がわかるものをご用意いただいてみていただければ
「そういうことか!」と分かります!
(これは、従量電灯契約Bの場合であり、お使いのものによって異なります)
省エネ講座
ここでは、省エネについて教えていただきました。
ここで、問題です。
ママたち、考えました。
「どうですか?」
当てていただきましたので「冷蔵庫?」と答えたところ、
正解でした!拍手をいただきました^^
冷蔵庫は、電源を切ることができず常にONの状態ですし、
特に冷凍するのには電気が必要になります。
ということで、最も電気を消費する機器は「冷蔵庫」でした。
では、2位以降は?考えてみてください!
正解は、こちらです!
2位:照明器具…3位:テレビ…4位:エアコン
と続きます!
少しでも、これらの使用する電気の量を減らし、
省エネにつなげていくために、色々と教えていただいたことが以下です。
①待機電力を減らす。
②省エネな使い方をする。
①待機電力を減らす、について。
待機電力とは、
「機器を稼働していない時に消費される電力のこと」です。
こまめに電気プラグを抜く、ということですね。
また、オフシーズンにはエアコンのプラグを抜く、ということも大切です。
この、待機電力は意外とあり、
家全体で使う電力量の約5.1%にあたります。
年間で計算すると約6300円にあたります。
数字にして見える形にすると、できるだけ待機電力を減らしたいと思えますね。
②省エネな使い方をする。
たくさんありますので、以下に箇条書きにしてみます。
・冷蔵庫は、詰め込み過ぎない。
・冷蔵庫の設定温度を「強」→「中」にする(年間約1360円を節約)。
・冷蔵庫を壁際ぎりぎりに置かない。
・照明器具をこまめに掃除する。
・照明器具をこまめにオフにする。
・白熱電球をLEDに交換する(2年でコストが逆転し、20年で40000円削減可能)。
・白熱電球を電球型蛍光ランプに交換する(6ヶ月でコストが逆転し、20年で35000円削減可能)。
・誰も見ていないテレビは消す。
・テレビの画面の輝度を「最大」→「中央」にする。
・エアコンの使用中は、カーテンで窓からの熱の出入りを防ぐ。
・2週間に1度はフィルターの掃除をする。
・室外機の吹き出し口に物を置かない。
・風向きを上手に調整する…暖房では下向き、冷房では水平に。
エアコンの手入れについて
エアコンの手入れをしないでいると、様々な問題が起きます。
効果が感じられない、異臭、カビ、異常音・・・
そうなる前に、お手入れが必要です!
お手入れをしないとどうなるのか。
それを目の当たりにしました。
用意していただいたエアコン。
半分は綺麗に、半分は綺麗にする前です。一目瞭然でした。
綺麗にする前の部分は、黒くなっていたり、茶色くなっていたり…
普段私たちが目にするところではないから分かりませんが、
中でこうなっているのかと思うとぞっとするものでした。
特に、「壁に接している面」は、汚れがすごかったです。
お手入れの必要性を感じました。
お手入れは、
水で洗ったり、ブラシでほこりをとったり、と色々方法がありますが、「頻度」も大切です。
2週に1度が理想ですが、せめて1か月に1度は、ということでした。
特にこれからの季節はよく使いますので、できるだけ2週に一度に
お手入れした方がよさそうです!
ただし、エアコン洗浄液には注意が必要です。
使用方法の説明には注意が多く、しっかり明記されているのですが、
よく見ずに使用し、火災や事故につながる例もあるそうです。
※エアコンの修理もされているプロの方によると、「マジックリン」の効果が高いようです!
お手入れについては以上です。
以下もお話しいただきましたが、
これもママたちにとってはとてもありがたい情報でした!
・例えば吸い込む空気の温度(エアコン上部)が30度で、
出てきた空気の温度が20度になっていれば、正常に作動しているといえる。
・エアコンを使用する前に!換気をして少しでも部屋の気温を下げてから使用する。
・室外機は絶対に覆わない。
・エアコン購入について。安ければいい、ではない。
注目すべきポイントは、年間消費電力量!
これを見れば、エアコンそのものは安くても年間消費電力量が高かったり、
エアコンそのものは高くても年間消費電力量が安かったり、と比べることができる。
【電力の自由化の基礎知識について】
【省エネ講座】
【エアコンの手入れについて】
でした。電気についてこんなに深く学べるなんてありがたかったです。
これから、生活を見直して電気料金や省エネについて考え、
早速エアコンのフィルターを掃除しようと思います!!
最後はみんなでじゃんけん大会
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