こんにちはー!!おばあちゃんだよ(^o^)/
4月1日はエイプリルフール!子どもの頃、前日に「明日はどんな嘘をついてびっくりさせようか」など考え、楽しみにしていた経験はないでしょうか?
今回は、日本でエイプリルフールが始まった由来や、最低限のマナー等いろんな豆知識を教えちゃいます(^_-)-☆
「エイプリルフール」とは?!
エイプリルフールとは、4月1日だけは「罪のない嘘やいたずらで笑わせてもいい」という習慣のことです。
日本では「嘘をついてもいい日」とよく言われますが、海外ではエイプリルフールの「嘘」は、ジョーク(joke=冗談)、トリック(trick=いたずら)、プランク(prank=悪ふざけ)という単語で表現されています!
※ライ(lie=嘘)という言葉はマイナスイメージが強すぎ、あまり使われないようです。
あくまでジョークを仕掛けてみんなで楽しむ日、それがエイプリルフールです(^^♪
エイプリルフールの由来
エイプリルフールの由来には諸説ありますが、いくつかご紹介します♪
①かつて、フランスでは3月25日に新年を迎え、4月1日まで新年のお祭りをしていたが、16世紀にシャルル9世が1月1日を新年とするグレゴリオ暦を採用すると、これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎをした。この騒ぎに怒ったシャルル9世が人々を処刑したため、抗議と追悼の意を込めて、4月1日に「嘘の新年」を盛大に行うようになった。
②キリストの命日にあたるため、ユダの裏切りを忘れないために設けられた。
③インドの仏教徒は春分の日から3月末まで修行を行う。せっかく修業をしても、4月1日になると修行が嘘だったかのように俗人に戻ってしまうことから、4月1日を「揶揄節」(やゆせつ)としてからかった。
日本にどのようにエイプリルフールが広がったのか?
日本にエイプリルフールが入ってきたのは大正時代頃で、直訳の「四月馬鹿」として広がりました。
この「四月馬鹿」が流行る以前は、4月1日を「不義理の日」とする風習がありました。これは中国伝来の風習で、不義理をしてもよいのではなく、義理を欠いている人に手紙などで挨拶をして、御無沙汰を詫びるための日です。同じ日付で全く趣が違うとは興味深いものですね。
また、欧米では4月1日の新聞にエイプリルフール用の記事が掲載されたり、テレビニュースになることもありますが、日本では人騒がせだということで、段々流行らなくなりました。
エイプリルフールの基本ルール
★人を精神的にも肉体的に傷つけない
あくまでユーモアの日であり、全員が楽しい気持ちになることが目的です!
終わったときに、関係するすべての人にとって、面白いものであることを目指しましょう(^^♪
★財産上の損害を与えない
物をきそんしないこと、違法なことが一切行われないのは当然ですね(^o^)/
★「だまし」を含む
“お祭りでいたずらをする”という同様の習慣は、秋のハロウィーンにもあります。
ハロウィーンの場合は、「窓を石けんで洗う」「車に卵を投げる」「トイレットペーパーで家を覆う」など、わりと直接的…
エイプリルフールでは、ちょっとした「だまし」を入れるのがポイントです!
え!!と思わせてから、タネ明かしで噴き出させる…というひねりこそがエイプリルフールです(^_-)-☆
嘘ついて良いのは午前まで?!
最近、「エイプリルフールに嘘をついていいのは午前中だけだ」と噂されるようになりました。そんなの初耳だという人もいれば、午前中ルールだと主張する人など様々です。
午前中ルールの由来には諸説あって定かではありませんが、有力なのが、イギリス発祥説です。イングランドでは、1660年の王政復古の記念日として、5月29日を「オークアップルデー(Oak Apple Day)」として祝っていました。チャールズ2世がオークの木に隠れて助かったことから、この日の午前中だけオークの実(Oak Apple)を身に着けて国王に忠誠を誓う習わしがあり、その影響から、イギリスでは4月1日のエイプリルフールの嘘も午前中までとなりました。
このルールは、英語圏に特有の習慣でありますが、ネットなどの影響で日本に伝わったのではなかと考えられています。
ちなみに、午後はネタばらしをするんだとか。午前中に笑って許せる嘘をつき、午後にネタばらしをして楽しむ、という感じですね。
その日のうちに種明かしできるという意味では、理にかなっていますね。
まとめ
エイプリルフールだからと言ってなんでも嘘ついて良いわけではありません!
ウソがばれた後もみんなが笑顔になれるような、ウソはウソでも、あそび心あるウソにしましょう(^^)/