こんにちは。エネフィーのおじいちゃんです。
もし地震が発生したとき近くに机やテーブルがあったらもぐって隠れようと思っている人が多いんじゃないかな?
でもこれが間違いの場合があるっていう話を聞いたんだよ。
もしも古い木造住宅に住んでいたらどうだろう?
机やテーブルの下にもぐっている間に家が潰れて、その下敷きになってしまうかもしれません。
「うちは古くないから家の中にいたほうが安全」「耐震補強をしているので大丈夫」と考えている人、要注意です。
絶対に安全な建物などないのです。
地震の揺れには、素早い揺れ(1秒前後の短い周期で揺れる=短周期振動)と、ゆったりした揺れ(数秒以上の長い周期で揺れる=長周期振動)があり、阪神・淡路大震災は前者、関東大震災や今後発生が予測されている東海・東南海・南海地震は後者によるものとされています。そして現在、「耐震性がある」とされているのは、短周期の振動に対するもので、長周期に対応したものではなく、これに関する研究は最近ようやく始まったばかりということです。
気象庁が示す震度階の解説でも、「震度6強以上の揺れでは、耐震性のある建物でも壊れる可能性がある」とされています。だからこそ、机の下にもぐって、揺れが収まるまで様子をみるのではなく、直ちに出入口に向かい、扉を開けて、いつでも脱出できる態勢になること。そこまでたどり着けないときはできるだけ安全なスペースに移動すること。それが正しい緊急行動の常識ということです。大きな揺れになったら、歩くことも、立つことも這うこともできなくなり、もう逃げられません。
防災に関する自分が常識と思っている知識が実は非常識かもしれない・・・恐いことだね
おじいちゃんもまたみんなに教えられるように情報収集しておくね!